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2023年9月30日土曜日

中新田かかしまつり

中新田かかしまつりに行ってきました。

海老名市中新田地区の田んぼで行われているかかしまつりで厚木駅から徒歩5分とアクセスが良い場所にあります。

Z6+Z 24-120mm f/4S

こぢんまりとした田んぼで周囲には建物や小田急線の高架橋があるため撮影の際これらをどう取り込むか或いは回避するかがポイントになると思います。

Z6+Ai 50mm f/1.2S

初めて行く場所でしたのでレンズは万能に使えそうなZ 24-120mm f/4Sを借りて持っていきました。あとはお遊びでAi 50mm f/1.2Sも持って行きました。

Z6+Ai 50mm f/1.2S

Ai 50mm f/1.2Sを持って行った狙いは朝日を入れてゴーストを発生させることでしたが天気予報大ハズレのベタ曇りでゴーストは全く出ませんでした。F1.2の明るさが作り出すボケと甘い描写が雰囲気作りには役立ちました。

Z6+Ai 50mm f/1.2S

個性豊かなかかしが沢山ありました。協賛企業の作るかかしは宣伝が主?でかかしとしての役割を完全に無視したものもありましたがあくまでイベントなのでこれはこれでいいんでしょう。

Z6+Ai 50mm f/1.2S

A・R・Eは阪神優勝決定直後でしたのでちょうどタイムリーでした。せっかくなので道頓堀…ならぬ田んぼにダイブさせた方がお祝いムードが高まると思いましたがハメ外し過ぎですねw丁寧に作られていて秀逸な出来でした。

Z6+Z 24-120mm f/4S

小さなおまつりなのでゆっくり見ても30分位あれば十分かなと思います。今年の中新田かかしまつりは、9月17日で終了しています。見たくなった人は来年以降にどうぞ。

Z6+Z 24-120mm f/4S


2023年9月23日土曜日

ドライブインA

朝活で行った先のお話です。宮ヶ瀬カブミーティングに行く前にWave125iを充電すべく淡々と走っていった先はドライブインAでした。

Z6+Z 14-30mm f/4S

と書くとドライブインAは宮ケ瀬の近くにあるのかと思われそうですが、ただ単に自宅からの方向が同じというだけで近くではありません。

ドライブインAがあるのは峠道の頂上付近、気温が下がり朝靄が立ち込めていました。

Z6+Z 14-30mm f/4S

訪れたのはほぼ1年ぶりです。その間に何か変化があったのかというとほんの少しだけありまして、入口に小さな張り紙がされていていて施錠がされていました。

Z6+Z 24-70mm f/4S

張り紙に書かれている管理者の名前とここのオーナーと思われる名前は同じでした。てっきり夜逃げ同然で管理放棄したと思っていたのですが違うのかもしれません。

Z6+Z 24-70mm f/4S

「侵入するな。過去の分も全部弁償してもらいます」

Z6+PERGEAR 35mm F1.4

「警察に連絡済。不法侵入です。ク●外でしろ!!」

どうやらク●を中でしたことにご立腹のようです。いずれにしてもひとこと余計な気がしますが。しかしながら古いナンバープレートや家財道具が放置されたままの部屋は1年前とほぼ同じでした。

Z6+Z 24-70mm f/4S

天井が一部抜けて光が差しています。床も変形して一部危ういところがありました。

Z6+PERGEAR 35mm F1.4

せっかく来たので一通り見て回りましたが張り紙以外に管理されている様子がほとんどありませんでした。

Z6+PERGEAR 35mm F1.4

PERGEAR 35mm F1.4を廃墟撮影で初めて使用しました。周辺部の落ち込みが大きいので被写体の位置に注意が必要になりますがウェットな雰囲気を活かしてあげるといい感じに撮れました。


2023年9月16日土曜日

SAMYANG AF50mm F1.4 FEIIを使ってみました

タイトルにあるとおりSAMYANG AF50mm F1.4 FEIIのEマウントを使ってみました。

レンズ構成8群11枚、最短撮影距離0.4m、最大撮影倍率0.16倍、最大径φ80.1mm、全長88.9mm、質量420gです。Zマウント用はありませんのでETZ21を介してZ6に取り付けて使用しました。

実売価格は2023年9月現在新品で5万円台、安いところでは55,000円くらいで購入可能です。発売当初は8万円台だったのが30%近く値下がりしています。この価格はFE 50mm F1.4 GMの3分の1、シグマ50mm F1.4 DG DN Art(A023)の2分の1という安さです。ちなみにZ 50mm f/1.8Sが8万円なので50mmF1.8の予算で50mmF1.4が買えてしまいます。


キャッチコピーは公式サイトによると以下の通りです。

1. コンパクト&軽量で完成するポータビリティー
2. 超精密非球面UA(Ultra-precision Aspherical)レンズの採用による、自然でやわらかなボケ表現
3. マット処理での外観仕上げや新しいレッドリングデザインによる高級なデザイン
4. 素早くて静粛なオートフォーカス及び、フォーカスブリージング機能の最小化によって動画撮影にも充分な性能を発揮



レンズ構成は、トラディショナルな変形ガウス型の前後にレンズを追加した8群11枚のレトロフォーカスタイプです。2枚のU-ASP(超精密非球面)レンズ、3枚のHR(高屈折)レンズ、1枚のED(超低分散ガラス)レンズが使われています。興味深いのEDレンズが1枚目のメニスカスレンズに使われていることです。低分散レンズは、他社だと変形ガウス型の成分に使われていることが多いのでこのレンズの特徴の一つになっています。


外観はプラスチック製でガタツキはなくビルドクオリティは良好です。マット塗装は扱い傷がつきやすくプラスチック感あります。カメラ側から見るとフォーカスリングに隠れてほとんど見えない控えめな赤いリングがついています。質感は高いとは言えませんが価格相応レベルです。カメラに取り付けた時の取り回しは良く、小型軽量は偽りなしです。


SAMYANGがリニアSTMと呼ぶステッピングモータによるAF速度は速く、ピント精度も良好でした。ETZ21との着脱トルクも問題なく相性は良好でした。

最短撮影距離は0.4mと僅かに寄れます。

実際に撮影してみると最短撮影距離の絞り開放では甘い描写でハイライトにはフレアが発生し合焦部前後には軸上色収差が見られます。描写の傾向としては変形ガウス型に近いですが、絞り開放の最短撮影距離のハイライト部で気になるレベルで常に甘さが気になるというわけではありません。個人的にはこういった描写の傾向はレンズの個性として受け入れられる範疇だと思いますし、軸上色収差と球面収差によるフレアは少し絞っただけ改善するので人物撮影等では好ましいと思う人も多いと思います。

逆光には弱くゴーストとフレアが発生しやすいです。フードがあっても画角外の光源でフレアが発生することがありましたので逆光への気遣いは必須になります。

ちなみにLightroom classicのレンズ収差補正プロファイルになぜかこのレンズはありません。発売から1年以上経過してこの状態なので公開する気がないのかもしれません。

比較対象として適切ではないと思いますが手元にシグマ 50mm F1.4 DG HSM Art(A014)のFマントがありましたので簡易的に比較してみました。50mm F1.4 DG HSM Artの方がコントラストが高く、フレアの発生も抑えられていて、ボケ味も良好でした。ちなみに中古価格は5万円台でこのレンズの新品価格とほぼ同じです。

Z6+AF50mm F1.4 FEII

Z6+50mm F1.4 DG HSM Art(A014)

小型軽量で性能は良く価格は割安と小型軽量な大口径標準レンズを探している人にとっては良い選択肢だと思いました。50mmF1.4はZマウントラインアップには現状ないのでぜひ欲しいですね。



2023年9月10日日曜日

宮ヶ瀬カブミーティング

7月に続き宮ヶ瀬カブミーティングに行って来ました。

Wave125iは8月は1回しかエンジンをかけなかったせいか調子が悪く、アイドリングが不安定。バッテリーの電圧が下がってしまっていると思いましたので淡々と長く走るべく日の出共に行動を開始して朝活してから行きました。朝活の成果は別の記事で紹介します。

朝ごはんをせき麺で食べました。以前来たのはいつだったか忘れるくらい前です。メニューも増えていていて値段も上がってます。

Z6+Z 24-70mm f/4S

メニュはー5種類。オリジナルうどん、たまご乗せうどん、鳥くんせいうどん、きつねうどん、夏季限定の冷やし釜揚げうどんです。どれも400~500円とお手頃価格です。

Z6+Z 24-70mm f/4S

今回は鳥くんせいうどん(500円)をいただきました。

Z6+Z 24-70mm f/4S

すぐ裏の工場で作っているうどんの乾麺を茹でて出しているだけですから味は自宅で食べるうどんを想像してもらえればそれと同じです。

鳥居原ふれあい館が開くまで少し時間があったので服部牧場をふらふら…

Z6+Z 14-30mm f/4S

この日は天気はとても良く抜けるような真冬みたいな綺麗な青空ですが気温は30℃超えの真夏の陽気でした。

Z6+Z 14-30mm f/4S

Z6+Z 14-30mm f/4S

8時30分過ぎにつきましたが既にバイク駐車場は大方埋まった状態でした。どうやら今日はバイク乗りによるゴミ拾いのイベント(Riders in Action)があったようです。

Z6+PERGEAR 35mm F1.4

Z6+PERGEAR 35mm F1.4

気動車おやじさんに切符の検察をしてもらったので早々と挨拶もそこそこに荷物を片付けて帰路につきました。ご挨拶できなかった人すみません🙏

Z6+Z 14-30mm f/4S

次回は当選すれば10月のカフェカブ青山、外れたら11月の宮ヶ瀬カブミーティング参加予定ですがまた出張期間と被ってしまったので行けないかもしれません。

2023年9月9日土曜日

和のあかり×百段階段2023

目黒雅叙園に行ってきました。目的は和のあかり×百段階段2023です。

Z6+Z 14-30mm f/4S

今回のテーマは

日本ならではの感性と技術によって生み出される「和のあかり」が、 今年の夏も文化財「百段階段」を彩ります。 『百鬼夜行』をストーリーテーマに、 部屋を進むごとに現世から異界へと旅をするかのような展示演出をはじめ、 絢爛豪華な独自の様式美に溢れる文化財空間にさらなる『色』による表現が加わり、 美しくも妖しい世界へ誘います。 階段を上り終え、行きつく先は何処なのか…。 音楽や香りを含めて五感で体感する夏のひと時をお愉しみください。

〜公式サイトより~

写真撮影は自由にできますのでそれで紹介しますが、音楽や香りも含めた五感で味わうイベントになっていました。

Z6+Z 14-30mm f/4S

ただ香りはちょっとわかりにくかったです。御香だったみたいなのですがもう少し派手に焚いても良かったような気がします。私の鼻がバカなだけかもしれませんが。

Z6+Z 14-30mm f/4S

ひとつひとつの展示は素晴らしいのですが百鬼夜行というテーマに沿っているかというと微妙でして妖怪の姿が少ない気がしました。正直に言うと昨年の方がよかったと思います。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

光源の色は刻一刻と変わっていきますのでシャッターチャンスはほんの一瞬です。でも帰ってきてRAW現像するときにはどんな色を狙って撮ったか忘れてしまっているので結局適当に弄ってますw

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

行ったのが平日の昼間だったせいかガチ写真撮影の人は私を含めて2人しかいませんでした。カメラ持って行ってこんなことを言うのもおかしいですが展示はゆっくりと静かに鑑賞するのが一番だと思います。

Z6+Z 14-30mm f/4S

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

そして和装がとっても似合います。展示との一体感を感じたいのであればカメラは持たずに和装に着替えるのが一番ですね。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

和のあかり×百段階段2023は、9月24日までで、入場料は1,500円です。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

機材は35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(Eマウント)を借りて使ってみました。以前もコメントしたと思いますが最大径89.2mm、全長158mm、質量1165gもあるレンズで感覚的には望遠レンズを使っている印象です。レンズ構成図を見るとレンズ後方に往年のゾナータイプ面影が感じられます。ある意味正真正銘のVario-Sonnarです。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

屋内なので明るいレンズが欲しいシチュエーションですがレンズを交換せずにテンポよく撮影したかったので単焦点レンズ並みの明るさを備えているこのレンズを借りてきました。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

ただ、実際に使ってみると首にかけても鞄に入れても主張のある重さで1日持って歩くモチベーションは私には無さそうで、写りは良いのですが自分の撮り方には合わない気がしました。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

あと歪曲収差が非常に大きいので建物の梁を入れて撮ると非常に目立ちました。ただしネイティブマウントで使用すれば自動で収差補正は可能なので問題にならないかと思います。そんな余計なことを考えずに思い切ってコンパクトで明るいオールドレンズで撮るというのもアリなのかなと思いました。次回の教訓にしましょう。

Z6+Z 14-30mm f/4S

帰路に新宿の北村写真機店に立ち寄りました。初めて行ったのですが在庫数はすごいですね。


驚いたのがAi35mmF1.4Sの中古が10万円超えてたこと。もちろん程度の良いものですがいつの間にか相場が高騰していました。写りはレトロで今更流行るようなレンズではないと思うのですが中古相場は読めませんね。