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2023年9月9日土曜日

和のあかり×百段階段2023

目黒雅叙園に行ってきました。目的は和のあかり×百段階段2023です。

Z6+Z 14-30mm f/4S

今回のテーマは

日本ならではの感性と技術によって生み出される「和のあかり」が、 今年の夏も文化財「百段階段」を彩ります。 『百鬼夜行』をストーリーテーマに、 部屋を進むごとに現世から異界へと旅をするかのような展示演出をはじめ、 絢爛豪華な独自の様式美に溢れる文化財空間にさらなる『色』による表現が加わり、 美しくも妖しい世界へ誘います。 階段を上り終え、行きつく先は何処なのか…。 音楽や香りを含めて五感で体感する夏のひと時をお愉しみください。

〜公式サイトより~

写真撮影は自由にできますのでそれで紹介しますが、音楽や香りも含めた五感で味わうイベントになっていました。

Z6+Z 14-30mm f/4S

ただ香りはちょっとわかりにくかったです。御香だったみたいなのですがもう少し派手に焚いても良かったような気がします。私の鼻がバカなだけかもしれませんが。

Z6+Z 14-30mm f/4S

ひとつひとつの展示は素晴らしいのですが百鬼夜行というテーマに沿っているかというと微妙でして妖怪の姿が少ない気がしました。正直に言うと昨年の方がよかったと思います。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

光源の色は刻一刻と変わっていきますのでシャッターチャンスはほんの一瞬です。でも帰ってきてRAW現像するときにはどんな色を狙って撮ったか忘れてしまっているので結局適当に弄ってますw

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

行ったのが平日の昼間だったせいかガチ写真撮影の人は私を含めて2人しかいませんでした。カメラ持って行ってこんなことを言うのもおかしいですが展示はゆっくりと静かに鑑賞するのが一番だと思います。

Z6+Z 14-30mm f/4S

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

そして和装がとっても似合います。展示との一体感を感じたいのであればカメラは持たずに和装に着替えるのが一番ですね。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

和のあかり×百段階段2023は、9月24日までで、入場料は1,500円です。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

機材は35-150mm F/2-2.8 Di III VXD(Eマウント)を借りて使ってみました。以前もコメントしたと思いますが最大径89.2mm、全長158mm、質量1165gもあるレンズで感覚的には望遠レンズを使っている印象です。レンズ構成図を見るとレンズ後方に往年のゾナータイプ面影が感じられます。ある意味正真正銘のVario-Sonnarです。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

屋内なので明るいレンズが欲しいシチュエーションですがレンズを交換せずにテンポよく撮影したかったので単焦点レンズ並みの明るさを備えているこのレンズを借りてきました。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

ただ、実際に使ってみると首にかけても鞄に入れても主張のある重さで1日持って歩くモチベーションは私には無さそうで、写りは良いのですが自分の撮り方には合わない気がしました。

Z6+35-150mm f/2-2.8 Di iii VXD

あと歪曲収差が非常に大きいので建物の梁を入れて撮ると非常に目立ちました。ただしネイティブマウントで使用すれば自動で収差補正は可能なので問題にならないかと思います。そんな余計なことを考えずに思い切ってコンパクトで明るいオールドレンズで撮るというのもアリなのかなと思いました。次回の教訓にしましょう。

Z6+Z 14-30mm f/4S

帰路に新宿の北村写真機店に立ち寄りました。初めて行ったのですが在庫数はすごいですね。


驚いたのがAi35mmF1.4Sの中古が10万円超えてたこと。もちろん程度の良いものですがいつの間にか相場が高騰していました。写りはレトロで今更流行るようなレンズではないと思うのですが中古相場は読めませんね。

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