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2022年11月23日水曜日

Manfrotto290を持って紅葉ライトアップ撮影

Manfrotto290シリーズ一脚。品番はMM290A4です。ジャンクコーナーに転がっていましたがジャンクになる理由は理由は見当たりませんでした。強いて言えば先端のゴム部分にキズが多かったくらいですがここは地面と接触するところなのでキズが多いのは当然でしょう。新品での販売は終了していて中古では4,000~5,000円くらいで入手できるようです。

脚のロックはレバー式でしっかりとロックされます。取り付けられる雲台のネジ規格は3/8、1/4インチどちらでも取り付け可能な設計になっています。脚の材質はアルミ、段数は4段、質量0.54kg、最大耐荷重は5kgと仕様には記載されています。縮長は49cm、全伸高は151cmです。全伸高は一見すると低そうですが雲台を付けると低身長の私には十分すぎる長さでした。MM290A4はかなり頑丈で超望遠レンズでも十分使えるんじゃないかというくらいしっかりしています。Z6にZ 24-70mm f/4Sでは立派すぎるくらいでした。むしろセットしたベルボンの古い雲台の固定が甘くて取り扱いに苦労しました。そろそろアルカスイス互換の雲台でも買おうかな。

Z6+Z 24-70mm f/4S

手ぶれ補正が進化した現在は一脚の出番は減っていると思われ、使っている人をほとんど見かけません。三脚を使いたいけど禁止されていてどうしてもぶれを抑えたいという用途位でしょう。

Z6+Z 24-70mm f/4S

早速一脚を持って薬師池の紅葉ライトアップを見に行ってきました。ここは紅葉シーズンで混雑するの11月1日~30日まで三脚の使用が禁止されていますが一脚についてはお咎めなしです。紅葉のライトアップは手ぶれ補正がついていても手持ち撮影は難しいですが、一脚を使えば多少ぶれを抑えることができます。感覚的には焦点距離24mmで1/4秒位が限界なので手持ちより1段分くらいは低速シャッターが切れると思います。

Z6+Z 14-30mm f/4S

肝心の紅葉は3~4割程度で暗いこととライトアップの色でかなり誤魔化されている感じがあります。特に薬師如来のイチョウの大木は青々としてましたので今月末までのライトアップ期間に見ごろを迎えることはないと思われます。

下の写真のトロけるような個性的な描写のレンズはSpeedMaster50mmF0.95IIIです。F0.95であればISO180のSS1/50で一脚なしの手持ち撮影も楽勝です。SpeedMaster50mmF0.95IIIを買ったらこういう写真が撮りたかったんです!

Z6+SpeedMaster50mmF0.95III

公園の片隅にある古民家の旧永井家では紅葉ライトアップに合わせてプロジェクションマッピングが行われていました。

Z6+Z 14-30mm f/4S

デジタル掛け軸ということで古民家やその周囲の庭木に投影しているのですが…周囲が明るすぎて肉眼では綺麗さが伝わって来ないのと投影されているデジタル掛け軸という文字が大きすぎて雰囲気が台無しでした。実際にはこんなにコントラストは高くなく写真に撮ってレタッチしてようやくそれらしい感じになってます。見ている人の反応も悪くプロジェクションマッピングは正直言って失敗だと思いました。

Z6+Z 14-30mm f/4S



2022年11月20日日曜日

20-40mm F/2.8 Di III VXDを使ってみました

20-40mm F/2.8 Di III VXD (Model A062)を使ってみました。Eマウント版なので今回もETZ21を介してZ6に取り付けて試用しました。

コンセプトは、携帯性を徹底的に追求した大口径標準ズームレンズです。タムロンはこのレンズを大口径標準ズームレンズと呼んでいます。私はあまり動画を撮らないのでわかりませんがVlogユーザーからすると標準レンズ的に扱えるのでこう呼んでいるのでしょう。

メーカはクラス最小・最軽量を謳ってますが、同じようなレンズはLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6くらいで比較対象がほとんどないと思います。手してみるとF2.8通しのズームレンズとは思えない小ささで誇張抜きで単焦点レンズ並みのサイズ感です。ズーム方式はワイド端で最も繰り出す凹先行型ズームが採用されています。


外観デザインは今回からリニューアルされて光沢感のある塗装仕上げになっています。キズが目立たないようにしたとのことですが質感は以前のマットなものの方が良かったように思います。

ズームリング、フォーカスリング共にかなり軽く特にフォーカスリングは指一本でスルスルと回ります。シビアなピント合わせには向いてないのでこれは好みが分かれるでしょう。AFは動画向けを謳っているだけあってリニアモータで音もなく非常に高速です。

写りはシャープです。広角レンズなので周辺光量不足を心配しましたが意外と問題なさそうです。歪曲収差は大きめで被写体によっては目立ちますので後処理による補正が必要になります。広角端での最短撮影距離は0.17m、最大撮影倍率0.26倍で被写体とレンズが接触寸前まで寄れます。

ボケは後ボケの輪郭に縁取りがあり騒がしい印象です。被写体によってはかなり目立ちます。

F値が明るくて小さくて寄れる、三拍子が揃ったレンズです。スペックだけでは魅力が伝わりにくいと思いますが、手にしてみるとその良さが分かります。標準ズームと超広角ズームを既に持っていて追加で欲しい人やF2.8通しズームは欲しいけど大きいのは嫌という人にとっては候補になりそうです。


2022年11月16日水曜日

長床の大イチョウ

喜多方市にある新宮熊野神社の御神木である長床の大イチョウを見て来ました。
このイチョウは見ごろが11月中旬~下旬と会津地方の紅葉としてはやや遅めです。樹齢800年の見応えのあるイチョウの大木です。

Z6+Z 14-30mm f/4S

長床というのは熊野神社にある拝殿の名前です。新宮熊野神社の長床は平安時代のものでイチョウよりも古く由緒あるものです。建物全体が吹き抜けになっている為、長床を通してイチョウの大木を見ることができます。

Z6+Z 14-30mm f/4S(実際の色はこれに近いです)

この場所は山に囲まれた地形にあるため14時30分を過ぎると山に陽が沈んでしまうので正午に訪れることをお勧めします。今回も所用を済ませた後に来たので陽が沈む直前で思ったような写真が撮れませんでした。

Z6+Z 14-30mm f/4S

レンズは超広角がお勧めです。イチョウの大木は、色んな方向から写真が撮れるので人の写り込みは避けられません。超広角で人物を小さく写すことで回避するしかないと思います。建物は大きく歪んでしまいますが魚眼レンズでも面白そうだなと思いました。

Z6+Z 24-70mm f/4S

今回はほとんどの写真の色調をTeal&Orangeで現像しました。現実の色とはかけ離れてしまいますが長床の歴史を重ねた木材の色とイチョウの黄色に良く似合うと思いませんか?

Z6+Z 24-70mm f/4S

今回のCX-8の燃費は17.0km/Lで特にエコランを意識しませんでしたがとても良かったです。行きは首都高を通過するだけで2時間近く要するほどの大渋滞で帰りはほぼ渋滞なしでした。東北道の120km/h区間は認知されていないのか皆スローペースで120km/hを出そうとるすると追い越し車線に居座り続ける必要がある状態でした。帰りの東北道は空いていたので120km/hを出してきました。ちなみにエアコンはほぼON、i-stopは未使用です。

走行距離はようやく40,000kmを超えました。コロナ禍で平日も車を使う機会が増えたせいかようやくエンジンにあたりがついてきた感じでエンジン回転が滑らかになってきた気がします。軽量ホイール(RAYS)への交換や最近入れたデポジットクリーナーの効果も多少はあると思います。2トン近い車体重量にもかかわらずハイブリッド車に負けない低燃費で燃料高のご時世非常に助かっています。

2022年11月12日土曜日

あつぎ鮎まつり花火大会の動画

動画編集が完了しました。と言っても適当に繋ぎ合わせただけですが💦

今回はZ6にZ 14-30mmf/4Sを付けて撮っています。あつぎ鮎まつりの花火大会は打ち上げ場所と観客席が近いので使用レンズは超広角が必須です。今回は画角を20mmに設定して撮っています。これでも河原と土手の中間位です。画角に余裕があるので今回はカメラを三脚に固定したまま一切手を触れていないので見やすくなりました。自分が撮った過去の花火大会の動画を見ると手持ちで見るに堪えないものもありますね。

設定はFullHD(1920x1080 60P)で撮影してそのままの解像度でDaVinci Resolve18で編集してUPしています。DaVinci Resolve18は無償の割に色んな編集機能がついていて私には十分すぎます。動画編集に使用しているPCのCPUが第6世代Corei7で今となっては非力で動作が緩慢になってきたのでそろそろ買い換えたいところです。


2022年11月8日火曜日

皆既月食と天王星食

442年ぶりと言われる天体現象を撮影しました。 

天気は快晴。雲を全く気にしなくて良い皆既月食は久しぶりな気がします。今回の皆既月食が442年ぶりと言われるのには理由があり天王星食が同時に見られるからなのです。
天王星は6等級で写真に写すことは困難かと思いましたが挑戦してみれば意外と簡単に写すことができました。しかも今回は皆既時間が1時間半程と長いため見応えがありました。

Z6+Z 400mm f/4.5 VR S(トリミング、以下同じ)

機材は自前のZ6にお借りしたZ 400mm f/4.5 VR Sをセットしました。今回は三脚に取り付けましたが超望遠の割に非常に軽く機動力の高そうなレンズでした。
このレンズには手ぶれ補正が搭載されています。通常手ぶれ補正付きレンズを三脚に乗せる場合手ぶれ補正はオフにするのが常識と思ってましたがこのレンズの場合三脚に取り付けて場合は三脚によるぶれを軽減する機能がついてます、と取扱説明書に書かれていました。全く知らずにオフで使用してました。ちゃんと取扱説明書を読まないとダメですね。


リモートコードも先日の花火大会でkwmobile製の互換品が断線したため急きょ新調しました。今回は純正品MC-DC2の中古を購入しました。純正品なのでもちろん問題なく動作しました。

このレンズ開放から非常にシャープでピントも合わせやすかったです。400mm単焦点レンズとしては廉価版ですが性能に抜かりなしでした。


天王星食の潜入です。皆既中の月の中に入っていきました。


出現は部分月食の最中でした。


双眼鏡(Vixen APEX PRO HR8x42)でも見てましたがカメラの方が見つけやすかったです。望遠鏡がないと難しいと思ってましたが意外とよく見えました。中々いい体験ができました。





2022年11月5日土曜日

あつぎ鮎まつり花火大会

コロナの影響で8月から11月に延期になっていたあつぎ鮎まつり花火大会が無事に開催されました。
今回は規模を大幅に縮小ということで心配していましたが、始まってみれば3年ぶりの花火大会で大満足でした。

Z6+Z 14-30mm f/4S(以下同じ)

久しぶりに中華リモートコード(kwmobile製のMC-DC2互換品)を使ったところ断線したのか壊れて使えませんでした。数回しか使ったことないのに…安物買いの銭失いですね。なので今回は全部手でシャッター押しています。


この場所は来慣れてて、花火がどのくらいの位置からどのくらいの高さで上がるかわかってますし、当日朝の場所取りの際にロケーションの確認もしているので機材は最小限でカメラ1台、レンズ1本で撮影に臨んでいます。
慣れてないのはカメラの操作ですね。マニュアルで撮ればいいのですがいつもあたふたしてます。今回もISO感度を高く設定しすぎて若干露出オーバー気味ででした。


慣れていないと言えば写真の合成も慣れていません。花火の数が多さに対して地面が沈んだように暗くてなんか不自然な写真になってしまいました。


ニコンZ6で初めてまともに動画撮影をしてみました。映像は思った以上に綺麗でしたが、音はスカスカでした。設定が良くないのかな…?


とりあえずフィナーレの動画を垂れ流しで。📹動画編集は気が向いたらやりますので気長に待っててください😜