Leitz Elmar M90mm f4 3rdを購入しました。3rdと呼ばれる経緯とかは検索すると色々と出てくるので割愛します。最短撮影距離は1m、レンズは3群4枚のテッサー型、1954~1968年にかけて作られました。Mマウント版には沈胴式と固定鏡胴式があります。
入手した個体は1960年に生産された固定鏡胴式で外観は目立つキズなし、絞り羽根は少し油にじみはあるけど動作良好、レンズは周辺にごく僅かにクモリあるだけでカビ、キズはなくて年代を考えればかなり良好でした。相場は10,000~30,000円とライカレンズにしてはかなり安い方です。しかし、いざ買おうと吟味すると1万円台のレンズは程度がかなり悪いものが多く最低でも2万円位の予算はあった方が良いと感じました。
レンズ構成図はこんな感じ。テッサー型とエルマー型の違いは絞りの位置で2群と3群の間にあるのがテッサー、1群と2群の間にあるのがエルマーと言われていますがこのレンズは正真正銘のテッサー型です。
全長89mmフィルター径は39mm。見た目よりもずっしりとしています。非常に細いので携行性は良好です。
フォーカスリングは回転ヘリコイドでピント合わせによってフィルターと絞り指標位置が回転します。フォーカスリングに対して絞りリングのトルクはかなり低めというかスカスカに近い設定です。それでも絞りリングを回すとフォーカスリングも一緒に回りそうになるので絞り値は先に決めておいた方が良いです。絞り羽根は15枚もあるので絞っても綺麗な形を維持してます。
作例です。
評判通りの柔らかい写り。順光だとスッキリ、ちょっとでも迷光が入るとフレアが画面全体を包み込む感じです。逆光でのゴーストも絵になります。
低コントラストで色ノリは浅い、線は細くてシャープです。暗いレンズの割にピント合わせはやりやすいです。
絞り開放、撮って出しの画像です。F4と暗めとはいえおしべとめしべがしっかりと解像していてとてもシャープでぶったまげました。光線状態が良いと全然違う表情を見せてくれます。
ボケはごちゃごちゃしたものが背景にあるとざわついた感じになります。シンプルな背景ではそのアラが目立たずに意外ときれいなボケです。ただし、暗いレンズなので背景を整理できるほど大きなボケ味は期待できません。
絞っても目立つ周辺光量落ちがあり、被写体によっては結構目立ちます。
語彙力の無い文章で語るよりも作例の方が参考になると思うので画像を多めに掲載します。ただしBloggerの画像はピクセル数そのままながら解像度が96dpiに下がってEXIFデータも消されているので注意してください。
色を弄っちゃってるんでもはやオールドレンズの面影もないですが絞ると見事な解像力です。60年前のレンズとは思えません。












































