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2024年1月27日土曜日

HELIOS-44M-4を購入しました

HELIOS-44M-4を購入しました。HELIOS-44M-4の主なスペックは58mmF2、最短撮影距離は0.5m、フィルター径52mmです。レンズ構成は戦前のCarl ZeissのBiotar58mmF2をベースに設計したガウス型です。


HELIOS-44シリーズのマウントはM42/ZENIT-7用/Kマウントが作られていてM42マウントだけでも7種類のバリエーションがあります。ZENITのHPに書かれている内容をベースに販売されている写真等を見て表にまとめてみました。※ZENITも全てのバリエーションを把握できていないようです。

名称HELIOS-44-2HELIOS-44-3HELIOS-44-3MHELIOS-44MHELIOS-44M-4MC HELIOS-44M-4MC HELIOS-44M-5MC HELIOS-44M-6MC HELIOS-44M-7
工場KMZ/MMZ
/VALDAI
MMZMMZKMZ/MMZKMZ/VALDAIVALDAIVALDAIVALDAIVALDAI
レンズ構成4群6枚
最短撮影距離[m]0.51.50.550.5
フィルター径[mm]495240.552
絞り駆動方式プリセット自動
絞り羽根枚数[枚]86
解像度[line/mm]
(中央/端)
38/20不明不明不明38/1941/2045/2550/30
透過率0.82不明不明不明0.800.850.90
サイズ[mm]φ60x47不明不明φ64x42
質量[g]230250不明300270

生産場所はKMZ(クラスノゴルスク機械工場)、MMZ(ミンスク機械工場)、VALDAI(ジュピター・バルダイ光学機械工場)の3つの工場です。HELIOS-44-M4/5/6/7は同じサイズでデザインも同じです。

表の内容だけで判断すると透過率と解像度の高いHELIOS-44-M7が一番よさそうに見えますが、そこはロシアンレンズですから購入時は鏡筒ガタつきやレンズ内部状態も含めて判断した方がいいと思います。


44Mという名称だと自動絞り機構でそれがないものはプリセット絞りです。自動絞りはマウントアダプタ側がピンを押す構造になっていないと絞りが動作しません。中古市場ではHELIOS-44-2が最も多く、次いで多いのがHELIOS-44M-4のようです。詳しいことはM42 MOUNT SPIRAL出品者のひとりごとに書かれています。

Z6+HELIOS-44-2

実は以前にHELIOS-44-2を買って使っていましたが絞りリングの動作が硬くて使いにくいのでHELIOS-44M-4を購入しました。最近はロシアンレンズですら高くて手が出ないものが出てきましたがこのレンズは非常に安価なので修理することは考えず使い捨て感覚で購入できます。

Zf+HELIOS-44M-4

このレンズの特徴はぐるぐるボケで「ぐるぐるボケ」で検索するとこのレンズがまず出てきます。実際に使ってみると綺麗なぐるぐるボケを出すには被写体との距離が離れていて(ボケが大きい)かつ背景が単調であるといった条件が必要で単に絞りを開けて撮っただけではぐるぐるボケは出てきません。むしろ逆光に非常に弱いという特徴の方が簡単に出せます。

オールドレンズの味として見ればおもしろい効果ですのでこれらを生かした作例が撮れましたらまた記事にしたいと思います。

2024年1月20日土曜日

CX-8の定期点検

備忘録です。

今回はバッテリーの交換を行いました。点検に行こうとしてエンジンを始動したらこんなメッセージが…



バッテリーを交換してくださいということらしいです。バッテリー交換後のリセット作業が難しいという話だったので作業はディーラーにお願いしました。ディーラーでバッテリーを買うと4万円以上するのでおすすめは持込み交換です。今回はバッテリー代約18,000円+工賃4,500円でした。ちなみにバッテリーはBOSCHハイテックプレミアム HTP-S-95です。




バッテリーは5年半約57,000km持ちました。i-stopはキャンセラーをつけていますので使用していません。


マツダコネクトはアップデートがありませんでした。自車位置補足精度が非常に悪い件は諦めるしかないですね。山手トンネル北池袋付近を北進中に渋滞にはまったときに自車位置センサが暴走して築地になっていました。バカもここまでくると呆れてモノも言えません。

最近はセンシング系のエラーが多いことも指摘しましたが予想通りカメラの視界不良だそうで、経年劣化でガラス等が汚れてきたのが原因のような気がします。


エアコンフィルターの汚れを指摘されたので後で交換しました。聞けばもってくればやってあげたのに~。だって。工賃タダなら今度から持っていこうかな。今回もPIAAのPCC-F1です。セールで¥1,445でした。

汚いフィルター


NEW!

パックdeメンテは次回の車検代含めて更新しました。7年目の車検はもう来年です。今すぐ買い換えたい車はないしもし納期1年なんて車が欲しい場合すぐ購入しないと間に合わないです。9年目の車検時には買い換えるか検討しようと思ってます。

以上5年6か月の点検結果でした。

2024年1月14日日曜日

宮ヶ瀬カブミーティング

11月が行けかなかったので宮ヶ瀬カブミーティングへ行くのは4ヶ月ぶりですが宮ヶ瀬へ行くのはイルミネーション以来1ヶ月ぶりです。

先日の雨が宮ヶ瀬近くでは雪⛄であることは自宅から丹沢が冠雪して見えるいることで容易に想像できましたのでゆっくりめの出発にしました。
それでも北岸道路は凍結してて滑って倒れて車線を塞いでいる大型バイクがいたので引き起こしの人助け。幸いライダーに怪我はなかったようでしたがバイクは破損してたので自走で帰れたかまでは確認しませんでした。ガソリンが漏れていたバイクを起こしたので手袋がガソリン臭くなりましたw

天気は快晴。わずかに斜面に雪が残っていましたが気になるほどではないです。

Zf+Z 24-70mm f/4S

頑張って雪だるまを作った人がいました。とても小さくて可愛かったです。

Zf+HELIOS-44M-4


着くのが遅かったのでカブは少な目でした。

Xperia5III

忘れずにお約束のキティさんの記念写真。珍しくシマ爺さんとの2ショットです!

Zf+Z 24-70mm f/4S

キティさん若返りすぎなんですけどwww体に対して顔小さすぎでしょw
PhotoShop2024のAI機能で女子高生を生成したらこうなりました。

2024年1月13日土曜日

Zf用NEEWERの外付けグリップを購入しました

決め手はNikon F3をイメージしつつ本体との段差が少なくなるように配慮されたデザインです。



私はkoowlというところから購入しましたが外箱はkoowlで本体にNEEWERという印刷がありました。中国製品のこういう言うところは本当に謎です。当然取扱説明書はありません。


取付は底部の三脚ねじ穴と位置決めボスを使用します。


外観デザインは後付感満載でインディゴブルーの筐体には全く似合いません。プレミアムエクステリアのところでも書きましたが外付けグリップをつけるのであれば張り革はノーマルのままがいいと思います。もしこの写真を見てZfやNEEWERのグリップが欲しいと思った人がいたら励みになるのでコメントくださいw


オリジナルのラインを伸ばしたようなデザインで本体との段差と隙間はできる限り少なく作られていて握った時に一体感を感じます。グリップ部に三脚ねじ穴が開いていて縦位置でも使えるようになっていますが三脚につけると張り革がキズついたり剥がれる可能性があるので使わない方がいいと思います。


三脚ねじ穴が握った時に邪魔になるのではないかと思いましたが全く問題ありませんでしたがじ穴からベースの張り革が見えるのはカッコ悪いです。張り革のテクスチャーは純正より少し荒めながら質感は近いところを狙っていると思います。純正と同じく滑りやすいですが剛性感は申し分ありません。

赤いラインはテープです。貼り付け箇所に凹みを設けられているため指で引っ掛けて剥がれることはないと思います。




グリップの寸法は58mmです。少し足りないようにも思えますがシャッターボタンと人差し指の関係を考えるとこの位が限界だと思います。


ベース部はかなり薄く作られています。アルカスイスの溝は少し短めで雲台によっては光軸下に可動部が来ないかもしれません。手持ちのBENROのVX20は問題ありませんでした。裏側はかなり肉盗みが施されていて軽量化が図られています。三脚ねじ以外はコールドシューありますが底部にどのような用途で使うのかわかりません。

電池蓋の開閉は問題ありませんが、奥まった位置になるためSDカードの出し入れは少しやりにくくなります。


握った感触は人差し指がシャッターボタン薬指がちょうど段差の部分にきてホールド性が向上します。強く握っても剛性感に不安感はありません。
問題はストラップホルダーの位置でこれはZfの問題だと思いますがシャッターボタンを押す人差し指が通るラインにストラップホルダーが来てしまっているためですがグリップの厚さでなんとか気にならない程度に回避している印象です。使用するストラップや手の大きさによっては気になる人もいると思います。



おまけで真鍮製のソフトレリーズボタンがついてきますが、私の場合、シャッターボタンに指が届きにくいと感じたので使っていません。金色で絞りをイメージしたデザインセンスも良くありません。


2024年1月8日月曜日

Zfの外付けグリップ

Zfのグリップはおまけ程度でホールド性は悪いです。凸量を増やせば改善することはわかりますがどれが良いのでしょうか。

一般的にグリップの厚さは70mm前後が握りやすいです。右手を握る形にして手の中の寸法を測るとだいたいそのサイズになります。グリップのあるカメラは大体そのサイズに収まっています。ちなみにニコンZ6は凡そ68mm、Zfは44mmです。

ではZfの外付けグリップも70mmくらいに大きくすれば良いのかというとそうではなく、今度はグリップに対してシャッターボタンが後方になるため手が届きにくくなります。手のサイズは個人差がありますのでバランスを見ながら決めることになります。

Zfのグリップは現在6種類あります。

価格は1万前後でECサイトのみで購入できるものばかりです。アルミ削り出しで外観を仕上げということを考えるとこの値段は妥当かなと思います。極端に安いのはビルドクオリティは諦めたほうが良いかなという感じはしますが最近の中国製の精度は良くなってきているので実用的には問題ないかもしれません。

Zf-GR1



ニコン純正グリップです。唯一リヤグリップ側にも回り込んでいるデザインになっています。ニコンプラザで触りましたが張り革の仕上がり、フィッティング、ビルドクオリティどれも良かったです。迷ったらコレを選んでおけば間違いなしですね。

Smallrig 4262



アルカスイス対応のアルミ削り出し、ニコン純正以外で唯一アクセリー一覧に載っているニコン公認?グリップです。カメラ発売日と同時に販売されていましたのでニコンから寸法データが提供されていることは間違いないと思います。

SHOTEN Zf-GP




焦点工房のグリップは素材に天然木(黒壇)を使用しています。アルカスイスには非対応で値段も純正並みの¥15,930とかなり高価です。

NEEWER CA063



アルカスイス対応のアルミ削り出しグリップです。デザインはニコンF3を彷彿とさせる赤の縦ラインが特徴でグリップの側面に三脚ねじ穴があり縦位置でも使えるのが特徴です。

JJC 金属グリップ



アルカスイス対応のアルミ削り出しグリップです。AirTagストレージスロットが用意されているのが特徴です。

AFGrafic CASE53



アルカスイス対応のアルミ削り出しグリップです。特徴はよくわかりませんが値段が¥16,000と純正並みに高いです。

Iborrys


アルカスイス対応アルミ製のベースプレートに木製のグリップを合わせたグリップです。木の素材はクルミと紫檀が選べます。肉抜きは少なさそうですがその分強度はありそうです。

この他にメルカリやヤフオクをみるとノーブランドのハンドメイド製グリップがあります。
グリップの評価に関しては手の大きさに個人差があるため口コミだけで判断するのは困難です。実際に手に取って確かめることができるば理想ですがZfグリップを実際にそれができるのはZf-GR1をニコンプラザで触るくらいでそれ以外は買ってから確認するしかないのが現状です。
それなりに出揃ってきたので良く悩んで買おうと思います。

2024年1月4日木曜日

NIKKOR Z 24-120mm f/4Sを購入しました

このブログには幾度となく登場しているZ 24-120mm f/4Sをこの度ようやく購入しました。記念に細かいところまでチェックしていこうと思います。

キャッチコピーは、広角24mmから120mmまでをカバーしながらもクラス最軽量、多彩なシーンで機動力を体感できる、S-Line、開放F値4一定の標準ズームレンズです。

名称Z 24-120mm f/4 SZ 24-70mm f/4 SAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
レンズ構成13群16枚
(ED1枚、ED非球面1枚、非球面3枚)
11群14枚
(ED1枚、、ED非球面1枚、非球面3枚)
13群17枚
(ED2枚、非球面3枚)
最短撮影距離[m]000
最大撮影倍率0.390.300.2
フィルター径[mm]77.0072.077.00
絞り羽根枚数[枚]979
手ぶれ補正××
サイズ[mm]φ84 × 118φ77.5 × 88.5φ84 × 103.5
質量[g]630500710
実売価格¥138,000¥122,000¥150,000
中古価格¥125,000¥65,000¥45,000
マウントZマウントZマウントFマウント

Z 24-70mmf/4Sと比較して7mm大きく、30mm長く、130g重くなっています。数値的には大きいですが実際に使ってみるとそれほど気にならず、むしろ沈胴ズームがなくなったことで煩わしさが減ったメリットの方が大きいと感じます。

ズームリングの回転トルクは重めですがスムーズでかつ自重で落ちることはありません。レンズ先端にあるフォーカスリングはやや軽め、マウント近くにあるコントロールリングは重めの設定になっています。コントロールリングには絞りを設定するのが普通だと思いますので妥当なセッティングだと思います。不用意に設定が変わることはありませんでした。

AFは静かで正確です。暗所でのギブアップは早いですがこれはF値の暗いレンズですから仕方がないと思います。L-FnボタンはAF-Lに設定しましたが全くと言っていいほど使用してないですのでノーコメントにします。

フードはガタツキはないのですが着脱が硬めです。使っていくうちに削れて緩くなっていくと思いますが、S-Lineなのでボタン式にする等の拘りも欲しかったです。

写りは、歪曲収差、色収差、周辺の乱れが少なく、逆光には強い、解像感があり、ボケ量は綺麗、最短撮影距離でも劣化が少ないというまさに素晴らしいの一言です。高倍率ズームに近いのではと想像していましたがむしろZ 24-70mm f/4Sと同等の写りと言っていいと思います。逆に個性は全くありませんがF4通しの標準ズームに求める内容ではないと思います。

Z 24-120mm f/4Sは、写り造り共にとても良く文句のつけようがないレンズです。

実用性を考えるとZ 24-120mm f/4Sと言いたいところですが中古価格が非常に高く圧倒的に安価なZ 24-70mm f/4Sの方がお勧めです。新品価格も全く下がる気配がないどころか1回値上げしています。描写はどちらも非常に優れていて並べられても区別がつかないでしょう。

なお2023年10月~2024年1月にかけてキャッシュバックキャンペーンを行っています。今回はこのレンズも対象になっていて¥10,000のキャッシュバックが受けられます。中古価格と新品価格差が約1万円なのでどう考えても新品を買った方がお得なのです。Zマウントレンズの中古価格が高いのはこのレンズだけではないので良く調べることをお勧めします。

2024年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。 

D700+A007

龍の写真を探しましたがなかなか見つからず、2012年撮影の京都建仁寺の写真を持ってきました。

月間アクセス数500程度のショボいブログで流行らせることは考えていません。備忘録的な感じでカメラメインで時々車やバイクのネタを交えつつ週1回程度の頻度で更新する予定です。よろしくお願いします。