このブログには幾度となく登場しているZ 24-120mm f/4Sをこの度ようやく購入しました。記念に細かいところまでチェックしていこうと思います。
キャッチコピーは、広角24mmから120mmまでをカバーしながらもクラス最軽量、多彩なシーンで機動力を体感できる、S-Line、開放F値4一定の標準ズームレンズです。
Z 24-70mmf/4Sと比較して7mm大きく、30mm長く、130g重くなっています。数値的には大きいですが実際に使ってみるとそれほど気にならず、むしろ沈胴ズームがなくなったことで煩わしさが減ったメリットの方が大きいと感じます。
ズームリングの回転トルクは重めですがスムーズでかつ自重で落ちることはありません。レンズ先端にあるフォーカスリングはやや軽め、マウント近くにあるコントロールリングは重めの設定になっています。コントロールリングには絞りを設定するのが普通だと思いますので妥当なセッティングだと思います。不用意に設定が変わることはありませんでした。
AFは静かで正確です。暗所でのギブアップは早いですがこれはF値の暗いレンズですから仕方がないと思います。L-FnボタンはAF-Lに設定しましたが全くと言っていいほど使用してないですのでノーコメントにします。
フードはガタツキはないのですが着脱が硬めです。使っていくうちに削れて緩くなっていくと思いますが、S-Lineなのでボタン式にする等の拘りも欲しかったです。
写りは、歪曲収差、色収差、周辺の乱れが少なく、逆光には強い、解像感があり、ボケ量は綺麗、最短撮影距離でも劣化が少ないというまさに素晴らしいの一言です。高倍率ズームに近いのではと想像していましたがむしろZ 24-70mm f/4Sと同等の写りと言っていいと思います。逆に個性は全くありませんがF4通しの標準ズームに求める内容ではないと思います。
Z 24-120mm f/4Sは、写り造り共にとても良く文句のつけようがないレンズです。
実用性を考えるとZ 24-120mm f/4Sと言いたいところですが中古価格が非常に高く圧倒的に安価なZ 24-70mm f/4Sの方がお勧めです。新品価格も全く下がる気配がないどころか1回値上げしています。描写はどちらも非常に優れていて並べられても区別がつかないでしょう。
なお2023年10月~2024年1月にかけてキャッシュバックキャンペーンを行っています。今回はこのレンズも対象になっていて¥10,000のキャッシュバックが受けられます。中古価格と新品価格差が約1万円なのでどう考えても新品を買った方がお得なのです。Zマウントレンズの中古価格が高いのはこのレンズだけではないので良く調べることをお勧めします。
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