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2024年10月14日月曜日

CT125を買いました

CT125を購入しました。Wave125i以来8年ぶりのバイクです。購入に当たりWave125iとカブ110は手放しました。

個人的にはスタイルのバイクが好きで過去にCT200AGやCT110が欲しくてバイク屋に問い合わせしたことがあります。CT125が発表になった時も東京モーターショーの会場で凝視してました。発売から4年経ってようやく買うことができました。

コンセプトについてはプレスリリースに「自然をゆったり楽しむ、トレッキングCub」と記載されています。要するに山道をのんびりと走ってほしいってことです。

JA55とJA65の違いはあちこち書かれているのでこんなページを見ていただくとして

  • 新規設計のエンジン
  • サイドスタンド形状変更
  • 1次減速比と2次減速比
  • キルスイッチ廃止
  • リヤサスプリロード調節機能追加
  • チェンジペダル形状変更
  • オイルフィルター追加
  • フィラーキャップ変更
  • キックぺダル形状変更
  • リヤキャリアネジ穴追加(4→6)
  • リヤリフレクター廃止
  • リヤタイヤ(ロードインデックス)変更
  • エアダクト周辺外装変更
  • センタースタンド形状変更
  • エンジンガード形状変更
  • シートヒンジ形状変更
  • メーターステーにボルト穴追加
  • トップブリッジ穴径変更
  • マフラーフランジ部分形状変更

こういうのを調べるのは好きというのもありますが買った後で後悔することがないようにしたいという意図があります。色々補強して車体重量が増えたのかと思いきや2kg軽量化しているというのは素人には全く理解できません。変更点は結構ありますが個人的にはサイドスタンド形状変更以外はどうでも良い変更内容でした。省略された機能としてはキルスイッチがなくなったことが挙げられますが今までカブに乗ってて必要と思ったことは無いので全く気になりません。見た目ですぐ区別できるのは左クランクケースの黒い部分の大きさ、リヤリフレクターの有無、エンジンガードの違いで中古バイクサイトの小さな写真でも分かります。

カラーリングについてはイヤーモデルごとに少しずつ異なります。JA65だけピックアップしてみるとこんな感じです。

2023モデル:グローイングレッドマットアーマードシルバーメタリックパールオーガニックグリーン

2024モデル:グローイングレッドマットアーマードシルバーメタリックターメリックイエロー

2025モデル:グローイングレッドパールシュガーケーンベージュパールスモーキーグレー

マットアーマードシルバーメタリックは2023年に設定された新色なのでJA65しかありません。ターメリックイエローは2024年に設定された新色ですが2025年モデルではなくなりました。グローイングレッドとパールオーガニックグリーンはJA55からある色なので色だけでモデル判別することはできません。ちなみに2025年モデルでは形式名はJA65のままでマフラーカバーの形状変更とサイドミラーの変更が行われて価格が¥33,000アップしました。変更内容の割に価格差が大きいので事実上の値上げですね。

各ギヤの回転数の関係をグラフ化してみました。


JA55とJA65は極僅かに減速比が異なりますがグラフにすると完全に重なってしまうので省略しました。

Wave125i(AFS125)がかなりハイギヤードな設定であることがよくわかります。60km/hは4500rpmにも満たずからまだ伸びて行く印象です。しかし、これは平地ならの話で少しでも登りだと加速する余裕がなくて速度を維持するので精一杯です。タイの最高速度80km/hに合わせた設定で日本の道路だと4速がトルクバンドを外していて美味しいところが使えてません。 

減速比とエンジン特性の違いだけですが同じ排気量なのに全く味付けが異なります。80km/hくらいで頭打ちになるCT125に対してWave125iは100km/h近くまで伸びますからWave125iの方が早いと感じる人が多いと思います。

JA07は体感的には60km/hを越えるとエンジン回転数が高まって唸っています。私はフロントスプロケットを変えてハイギヤード化して乗っていました。60kgない私の体重だとそれでもエンジン出力的には余裕があり加速性能に不満はなかったです。

CT125はJA07とAFS125のちょうど中間位です。他のカブと比較して車体が10kg以上重いので体感的な加速感はJA07に近いと予想しています。

形式JA55JA65AFS125
全長×全幅×全高1960×805×1085mm1965×805×1085mm1932×711×1092mm
ホイールベース1255mm1260mm1258mm
最低地上高165mm135mm
シート高800mm785mm
車両重量120kg118kg105kg(乾燥重量)
総排気量124cc123cc124.9cc
ボア×ストローク52.4×57.9mm50.0×63.1mm52.4×57.9mm
圧縮比9109
最高出力6.5kW(8.8PS)/7000rpm6.7kW(9.1PS)/6250rpm7.1kW(9.7PS)//7,500rpm ※
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/4500rpm11N・m(1.1kgf・m)/4750rpm10.6Nm(1.08kgf)/5,500rpm ※
燃費67.2km/L63.7km/L非公開
燃料タンク容量5.3L5
変速比
1速2.5
2速1.55
3速1.15
4速0.923
減速比(1次/2次)3.350/2.7853.421/2.7143.350/2.571
キャスター角27°26.5°
トレール80mm68mm
タイヤサイズ
80/90-17M/C 44P80/90-17M/C 44P70/90-17M/C 38P
80/90-17M/C 44P80/90-17M/C 50P80/90-17M/C 50P
ブレーキ形式
ディスク(デュアルピストンABS)ディスク(シングルピストン)
ディスク(デュアルピストン)ドラム
キルスイッチ××
リヤサイドリフレクター××
オイルフィルター××
リヤキャリアのねじ穴46
リヤサスプリロード調整××
価格¥440,000
最高出力時の速度88.2km/h79.2km/h102.4km/h
最大トルク時の速度56.7km/h60.2km/h75.1km/h

装備面ではトップブリッジまで伸びているフロントフォーク、フロントに2ポッド、リヤに1ポッドの油圧ディスクブレーキ、サイドスタンドを出したままギヤを入れるとエンジンが止まる等、装備は普通のバイクに近くなっています。一方で他のカブにはある時計とギヤポジション表示がありません。同じ価格のスーパーカブC125と比較してもスマートキーと盗難防止アラームがないなど装備面では見劣りします。タイヤも17インチカブでは唯一となったチューブタイプです。

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股下72cmの短足なので一番の心配は足つきでした。平坦なところで足を真っ直ぐ下せば母趾球に届くので何とかなりそうな気がしますが、坂道やとっさに足を出したときに踏ん張りがきかないというのは危険を感じるので足つきを改善できる手段は色々やってみたいなと考えています。今から足を伸ばすのは無理なのでwシートとリヤサスペンションの交換を考えています。ちなみにシート高758mmのWave125iでも少し踵が浮いてました。


買ったのは中古ですが、まだ慣らしも終わっていない走行距離でした。最近はツーリングしている時間もないのでゆっくりと時間をかけてCT125に慣れて行こうと思います。

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