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2025年12月27日土曜日

町立E小学校

山梨県某所にあるE小学校です。
1873(明治6)年創立、1985(昭和60)年閉校、111年の歴史のある学校です。現在残っている校舎は1957(昭和32)年9月に建てられたもので木造2階建てになっています。道路を隔てた反対側には体育館があります。廃校後は校舎の一部が恩賜県有財産保護組合として、校庭が公民館とスポーツ広場として転用されています。

Zf+Z 24-120mm f/4S

恩賜林とは、明治末期に山梨県に下賜(恩賜)された山梨県内の元御料林の通称です。(Wikipediaより)山梨県独特の言い方のようです。

訪れたのは秋の終わり頃。校庭にあるもみじ🍁の紅葉が見事でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

校庭の片隅には閉校時に建てられた学校の沿革がありました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

事務所に転用された場所は一部で内装は改装されていて小学校だった痕跡がほとんどありません。恩賜林に関する土地台帳と思しき資料が机の上に大量に放置されていました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

アルバムにはゴルフ場開発時の記録写真が残されていました。これも恩賜林管理の一環なんでしょうか。何だか楽しそうです。都内にある小さな観光会社とゴルフ場の名前が書かれた名刺がありました。ゴルフ場は今は実在しないのかググっても出てきませんでした。


Zf+Z 40mm f/2
(AIで加工しています)

カレンダーは2001年3月で止まってます。使われなくなって約25年ってところですね。

Zf+Z 24-120mm f/4S

非常に狭いトイレ。男女共用で校舎に1つしかありません。事務所になった時に改装されたみたいであまり絵になる感じではないです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

廊下にある謎の扉。事務所になってから作られたものと思われます。小学校にこんなのがあったらかなり不便です。自分が通っていた小学校も少子化で教室が余っていたので廊下に扉を作って一部を別の目的で使っていました。更なる少子化と老朽化に伴い9年後に閉校することになりました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

倉庫代わりに使われていた部屋は物で埋め尽くされていました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

学校らしい部屋もちゃんとあります。日本地図🗾は北海道、四国、九州がありました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

壊れた扉から見えるのは綺麗なイチョウともみじです。とてもきれいで癒されます。

Zf+Z 24-120mm f/4S


Zf+Z 24-120mm f/4S

保存状態良好な年代モノの扉付きテレビ。多分モノクロです。これを廃校になるまで使ってたのか⁉️

Zf+Z 24-120mm f/4S

大正8年、今から100年以上前の写真のオリジナルプリントです。残留物として放置しておくには勿体ない品物です。もっと大事にしないといけません。

Zf+Z 24-120mm f/4S

小学校時代の残留物がかなり多くてわくわくします。人体模型があることが有名だったようですがどこかへ散歩に行ってて見当たりませんでした。

Zf+Z 40mm f/2


Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 40mm f/2

地区対抗運動会の賞状やトロフィーも落ちてました。運動が活発な町だったようです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

教室がどこを撮ってもエモいです。実はエモいって言葉が使いかかっただけです。でもエモい以外にいい言葉が見つかりません。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

割れた窓から入ってきた葉っぱが良い味です。廃墟化して25年経っても荒らされた形跡がほとんどないのは素晴らしいです。昭和の空気感がそのまま残っています。

Zf+Z 14-30mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

廊下の窓は紅葉のキャンバスになってました。

Zf+Z 40mm f/2

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

廊下に放置された椅子と風景の競演。レタッチすることを前提で空をややオーバー露出で撮って後処理で仕上げました。ダイナミックレンジの広いフルサイズ一眼ならではのやり方です。

Zf+Z 24-120mm f/4S

私は基本RAW現像するので撮影時にホワイトバランスやピクチャーコントロールは弄りません。露出とピントと写真の傾きだけを気にして撮ってます。自分は撮る前に仕上がりをイメージできませんし、ニコンのフレキシブルピクチャーコントロールを使ってもここまで極端な仕上がりにはできません。

Zf+Z 24-120mm f/4S

校舎から少し離れたところにある体育館です。テント等の物置として使われているようでしっかりと施錠されていそうですが…、ウェルカム状態でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

校舎の劣化に比べたら体育館の方がまだマシといったところでしょうか。窓は割れているものの体育館として使おうと思えばまだいけそうな感じです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

体育館は校舎に比べると撮れ高はイマイチでした。やっぱり趣のある校舎が一番ですね。久しぶりに大満足な物件でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

2025年の更新はこれで最後です。来年もよろしくお願いします。

2025年12月20日土曜日

クリスマスイルミネーション

宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい。今年で第39回ということで宮ヶ瀬ダムの完成(2000年)より前から行われています。主役は高さ30mの天然のもみの木。ダムに沈むことなく残ったのが幸運です。毎年打ち上げ花火目的で初日に行くことが多いですが今年は都合がつかず(清里行ってました)に別の日に行きました。

イルミネーション開催中の駐車場は混雑するので早めに行くのがおすすめです。駐車料金は今年も高止まりの1000円😅おやつを食べてイルミネーション点灯を待ちます。今年も道中で買ったオギノパンのあげパン😋にしました。お口直しに肉の田口のもつ煮😋17時のチャイムと同時ににもみの木のイルミネーション点灯。

Zf+Z 24-70mm f/4S

Zf+Z 24-70mm f/4S

70万個のイルミネーションは見応えがあります。昨年と比較してハート型イルミネーションが増えたような気がします。我が家は美味しいものを食べられてイルミネーションを見られれば大満足なので誘うと皆着いてきます。

Zf+Z 24-70mm f/4S

夜のロードトレイン運行がなくなってからはもみの木に近づくけるようになって写真が撮りやすくなりました。

Zf+Z 24-70mm f/4S

代わりに始まったのが熱気球フライト体験。事前予約が必要となってますが⋯当日乗船可能とアナウンスしてました。5分で休日1人4,700円もしますからそれほど人気があるわけではなさそうです。

Zf+Z 24-70mm f/4S

夜はNOKTON 50mm F1 Asphericalの出番。でも周辺描写の乱れが目立ちます。絞れば幾分良くなりますがそれではせっかくの明るさが台無し。点光源が苦手というのはちょっと誤算でした。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical


Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

ところ変わって南町田グランベリーパーク。クリスマスツリーの高さは8mと宮ヶ瀬の約4分の1です、というと小さく聞こえますが十分な大きさです。イルミネーション鑑賞目的で来る人はほとんどおらず買い物途中にスマホで撮影していく人がほとんどです。平日だったせいか私みたいにデジタル一眼を持っている人は1人もいませんでした。

Zf+R SUMMICRON M 50mm F2


Zf+R SUMMICRON M 50mm F2

ここのイルミネーション色がほぼ電球色なので写真に撮ると単調になりがち。変化を持たせるためにイルミネーション以外の被写体を入れてみました。

Zf+R SUMMICRON M 50mm F2


Zf+R SUMMICRON M 50mm F2

ここではDR SUMMICRON 50mm F2を使ってみました。フレアを伴う柔らかな写りをイメージしてたのに全然違いました。このレンズとても優秀ですね。

Zf+R SUMMICRON M 50mm F2

フレアを期待してViltrox 28mm F4.5も使ってみましたが思ったほど出ずに空振り。イルミネーション程度の光源ではフレアはあまり出てくれないようです。

Zf+AF 28mm F4.5

Zf+AF 28mm F4.5

以上、レンズで遊ぶことばかりを考えて撮った今年のクリスマスイルミネーションでした。

2025年12月13日土曜日

HOTEL C HOUSE

場所は山梨県某所国道から少し入った所にある廃ホテルです。近隣には小さなショピングモールや飲食店がありこれもまたほとんどが廃墟です。

Zf+Z 14-30mm f/4S

ホテル建物は全容が見えないほど藪に埋もれていますが、パンフレットの写真を見ると建物の前に50台駐車可能な駐車場があったと思われます。

Pixel9Pro

名前の由来となっているのはアメリカのクルマメーカーです。キャッチコピーはアーリアメリカンの香りも高い都会派プレイゾーンのリゾートホテル。パンフレットにはホテルグランドサ●横浜・焼津ホテル三●苑(現在はホテルテ●ラリゾート静岡やいづ)と同系列のホテルです、と書かれていました。

Zf+Z 14-30mm f/4S

建物は2階建てでエントランスホールは吹き抜けになっています。1階はホテルの名前の由来にもなっているオープンクラシックカーの置かれていた収容人数200人のディスコとレストランがありました。日本最高級のレーザー光線がクロスするファンタジックな不思議空間があったはず、ですがその片鱗も見当たらないです。壁は大きく破壊され外が見えている場所があります。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

中2階にあるのはカフェバーでシンプルな作りが特徴でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

2階は客室、ブティック、プールラウンジがありました。客室は部屋数は20部屋、宿泊人数45人ということで建物の大きさの割に宿泊できる人数は少なめです。プールラウンジがどこにあるのか見当たらず…ここは標高1000m近い高原なのでプールがちょうどいい季節はとても短かったはずです。作る意味あったのかな?

Zf+Z 24-120mm f/4S

清里ブームだった頃はちょうどディスコがはやっていたのでこういったコンセプトのホテルの需要があったものと思われます。いつ頃廃墟になったのかは不明ですが、ディスコブームが終わった時点でこのホテルの需要はなくなったのでしょう。

Zf+Z 24-120mm f/4S

内部は落書きだらけ、破壊の限りを尽くされています。

Zf+Z 24-120mm f/4S

廃墟になってからも相当の年数が経ってるはずですが営業当時の品物がかなり多く残されています。

Zf+Z 24-120mm f/4S

前回訪れたのが2013年、その頃はまだ床の赤いじゅうたんが見えていました。

D700+SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD(2013年撮影)

アーリアメリカン調の部屋はツインタイプです。ベッド2つにユニットバスと鏡があるだけでとてもシンプルな作りです。不思議なことにテレビが1つもありませんでした。廃業時に全て持って行ったか初めから無かったのかは不明です。お風呂も部屋風呂だけで大浴場はありませんでした。

Zf+Z 14-30mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

ほとんど部屋に意味不明な落書きがされていて絵的には微妙な感じです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

廃墟になってから写真展をやった跡がありました。野生動物をテーマにした作品でそれも適当に印刷した写真を貼るのではなく大判プリントまであります。誰が一体何のために見に来る人もほとんどいないのにやるのは落書きと同じ廃墟に於ける自己顕示の一種ということでしょう。

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

殺気を感じたので💦帰ります。落書きがだいぶ増えましたね。

Zf+Z 24-120mm f/4S