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2022年1月10日月曜日

NIKKOR Z 14-30mm f/4Sを使ってみました

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sを借りてみました。

ニコンZマウントの広角ズームレンズ中では暗い方だけどSlineという高性能に分類されているレンズです。12群14枚のうちEDレンズ4枚、非球面レンズ4枚、ナノクリスタルコート、最前面レンズにはフッ素コートも施されています。


Z 24-70mm f/4Sとは外観サイズもデザインも沈胴式というところも含めて非常に似ていてセットで使うことが想定されている印象です。小型軽量なレンズでニコンZ6/Z7シリーズとのマッチングは良好です。


ただし沈胴式はうっかり忘れがちで即写性を重視する人には向いていない構造です。これは慣れるしかないでしょうね。

広角レンズで気になるのが画像周辺の描写と逆光耐性。周辺の描写は非常に良いです。


逆光性能も非常に優れています。太陽を入れても目立つゴーストの発生はありません。


ビルドクオリティも高くAFも正確で性能に関してはどこにも文句のつけようのない位です。

欠点と言うかこれはZマウントレンズ全般に言えることですがフランジバックが短い分、後玉のゴミの付着は気を遣います。一眼レフの時は撮像素子から距離が離れていたので全く気にしなくても良かったのですが、Zマウントレンズはフランジバックがかなり短いのでそういうわけには行かず、ゴミの写り込みの原因が後玉だったことがありました。

後は値段が高いことでしょうね。新品で16万円、中古ですら13万円です。中級クラスのレンズでこの価格です。しかしながらライバルのキヤノンのRF14-35mm F4 L IS USMが23万円なのでそれに比べればかなり安価です。最新機材を買える人が羨ましいです。


ということで私はしばらく借りて過ごそうと思います。でも欲しいレンズなのでお金が溜まったら買うと思います。


その頃にはサードパーティー製のレンズも発売されていて違うレンズを選択してしまうかもしれませんがw


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