ニコンプラザ東京でZfのタッチ&トライに行って来ました。触って気になったことやスペックで気になったことを書き連ねて行きたいと思います。
イメージセンサはZ6/Z6IIと同一?
スペック上はZ6/Z6IIと同一です。センサについては新しくなったとは言及されていませんので恐らく同じSONY IMX410系のセンサを使用していると思われます。画像処理エンジンがEXPEED7になったことで処理速度や画質の向上は期待できると思いますがZ6との違いはきっと分からないんじゃないかと予想しています。
ケーブルレリーズが用意されていない
シャッターボタンにネジが切られていますが、押し込み式のケーブルレリーズは使用できないとあります。USB-C端子がついていますがニコンには現時点でUSB-C端子のケーブルレリーズはありません。USB-C端子を使用するMC-N10というリモートグリップがあるので技術的に不可能なことはないと思いますのでしばらくの間、待ってみるしかありません。因みにリモコンML-L7が使用可能ですが評判は散々ですので正直使いたくないですね。
EVFファインダー光学系はZ6やZ8と同じ?
スペックは同じ、イメージ図を見る限りレンズ構成も一緒に見えます。ニコンのEVFは評判がいいので変える必要がないと判断したのでしょう。
イメージセンサごみ対策は相変わらず期待薄?
Z8/Z9のようなイメージャシールド機能はつきませんでした。ソニーα7IV、キヤノンEOS R6 MarkIIも電源OFF時はシャッターを閉じる機能が搭載されるようになりました。ゴミやホコリの付着を防ぐ導電コートと付着した汚れを簡単に拭き取れるフッ素コートを併用したダブルコートを採用とありますが、シールド機能の代わりにはならないです。
タッチFnは本当に使いやすい?
タッチパネルを使うことから左手で操作することが前提の機能に見えますし、ホームページの使用例もそうなっています。この場合、効き目が右の人は使いにくそうです。右手で操作することも不可能ではなさそうです指が届きにくく操作しずらそうです。実際にタッチ&トライで使ってみましたが反応がイマイチでした。アイデアとしては面白いと思いますが実用性がちょっと疑問が残る機能でした。
手ぶれ補正8段分は信じていいのか?
ニコンの手ぶれ補正有効段数の測定レンズは統一性がなくZ9/Z8がZ 70-200mm f/2.8 VR S の望遠端で6段分、Z7II/Z6IIがZ 24-70mm f/4 Sの望遠端で5段分、そして今回のZfがZ 24-120mm f/4 Sの望遠端で8段分となっています。レンズが違うので純粋に何段分向上したのか分かりません。CIPAのぶれ判定基準からシャッター速度を計算していくとZ9/Z8が約1秒、Z7II/Z6IIで約1秒、Zfで約4秒になります。
ただしCIPAの手ぶれ判定基準はかなり甘くZfの場合約11ピクセル分のぶれまでが許容範囲となっているため実際の手ぶれ補正効果の印象は公称値から1段または2段分少ないことが多いです。実際にZ6を使っていても1秒の手持ち撮影が成功できた感触は全くなく、1/4秒か1/8秒ってところだと思います。ということでZfは1秒か1/2秒で手持ちで撮れると思っておけば良さそうですね。
VRロックが省略
VRロックがなくなり他社と同じく電源OFF時はイメージセンサがカタカタと動くようになりました。Z5からZ9まで搭載されていた硬派ニコンの良かったところだったんですが残念です。本体の厚さを薄くするために真っ先に省略された機能だったのだと思います。
プレミアムエクステリアの色
実際に見た張り革の色はHPで見るよりも明るい印象でした。HP上で見た第一印象はインディゴブルー、サンセットオレンジがいいなと思っていましたがモックアップを見た後の印象はストーングレーに変わりました。ちなみにストーングレー、モスグリーンは他の色とテクスチャが細かくしっとりとすべすべした素材になっていました。
わざわざニコンプラザまで見に行っているということは買う気満々なわけですがwいつ買うかはまだ未定です。
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