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2024年6月29日土曜日

PowerShot G1 X Mark IIIを購入しました

先日報告した通り、今更感はありますがPowerShot G1 X Mark IIIを購入しました。

プレスリリースには、『APS-CサイズのCMOSセンサー、大口径ズームレンズ、映像エンジンDIGIC 7の連携により、軽量コンパクトボディーながらフラッグシップモデルにふさわしい高画質を実現しています。』と書かれています。このカメラは後継機がなく2023年6月で生産終了しています。コンデジにしてはかなり高価だったのであまり売れてなさそうなイメージがありますが販売期間6年弱と長かったせいか中古市場で玉数はそこそこあります。7年前のカメラですのである程度割り切って見ていきましょう。


見た目はコンデジでこれでAPS-Cサイズのイメージセンサが入ってるのか?と信じられない位小さいカメラです。ポケットに入るサイズとは言えないものの鞄の片隅に入れておくのであれば十分小さいと言えます。

筐体がプラスチック製、操作部である鏡筒やダイヤル類は金属製です。筐体についてはデジカメWatchのインタビュー記事内で内側が高剛性の樹脂素材、外側が柔らかい樹脂材料と説明されています。外側はおそらくエラストマーで肉厚が薄く硬度が高いのでゴムに比べるとどうしてもどうしても底付き感が出てしまいます。下位モデルのG5X MarkIIやG7X MarkIIIは筐体も含めて金属製で質感で劣るのは残念ではありますがこの素材のおかげで小型軽量と防塵防滴が実現可能になったことは間違いないでしょう。

EVFは有機EL0.39型約236万ドットでチラツキもなく高精細で見やすいので構えて撮りたくなります。EVFのアイセンサーの反応タイミングも良くて気持ちいいです。

操作性はEVFを覗いて撮ろうとするとボタンレイアウトが窮屈で使いにくいですが小さくすることを優先した結果なので仕方がないでしょう。小さくてもボタンの数を減らさずに1ボタン1機能をしっかりと確保しているところは素晴らしいです。これなら普段デジタル一眼を使ってる人でもすんなりと使いこなせると思います。EVFを覗きながら液晶画面をタッチパッドのように使ってフォーカスポイントを移動するタッチ&ドラッグAFが結構快適でした。筐体が小さいので液晶画面に親指が届きやすいからだと思います。

コマンドダイヤルは回転トルクが低くクリック感も少ないので不用意に回ってしまうことがあります。スムーズリングはローレットが浅くこれまた回転トルクが低すぎで誤作動が発生しやすくG7X MarkIIの綾目ローレットでしっとりとした感触、デクリック機能までついてるのと比べるとコストダウンされていますし、使いにくくなりました。露出補正ダイヤルだけは適切なトルク感でした。

AFは早いです。反応が良い分暗所等でのギブアップも早いです💦。AF測距できる範囲が撮像画面の80x80%と当時としては画期的ではあるものの今となっては時代遅れで制約に感じてしまいます。シャッターボタンは半押し時にクリック感の無いタイプでこのクラスで採用は珍しく、デジタル一眼ユーザーには受け入れやすいと思います。

イメージセンサはEOS M5/M6で使われているものとスペックは同じですが、デジカメWatchのインタビュー記事によると厳密にはEOS用のものとは異なり、コンパクトデジタルカメラに最適化したものを使用しています、とあるのでこのレンズに合わせたマイクロレンズを搭載したイメージセンサを使っているものと推測します。

フルサイズ派の私にとってAPS-Cサイズのイメージセンサに標準ズームという組み合わせでの経験が最近はほとんどありません。フルサイズの写りを見慣れた目で見ると像の均一性はあるけどシャープ感に欠ける描写で全体的に眠い印象を受けました。EOS M5/M6にEF-S 15-45mm F3.5-6.3の作例を見ても同じような印象でしたので別にこのカメラが特別悪いということではないようです。

開放F値は24mmでF2.8、28mmでF3.2、35mmでF4.0、50mmでF5.0、72mmF5.6です。特に望遠側は絞り開放でも暗いので被写体が浮かび上がるような盛大なボケは期待できません。もっとも最近はレタッチでボケを後から盛ることもできますので後処理に頼ってしまうというのも手だと思います。

最短撮影距離は広角端(24mm)でレンズ先端から0.1m、望遠端(72mm)で同じく0.3mで望遠側に行くほど撮影距離がどんどん伸びていきます。最大撮影倍率は公開されていませんが広角側が最も倍率が高いです。EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMの望遠側で撮像面から0.25m、最大撮影倍率0.25倍には遠く及びません。とはいえ立体感が高い描写は1インチセンサとは格段に違います。ボケ味は綺麗とは言えませんが非球面を多用したレンズにしては癖もなく良好という印象です。

逆光の写りはコントラストが低くてハイライトには滲みも見られのっぺりとしたセンササイズの小さいコンデジっぽい写りでおやおや❓って仕上がりになります。こうなってしまうとレタッチでも救いようがないです。原因はレンズ鏡筒内の反射と思われます。

付属の電池はNB-13Lで他のPowerShotGシリーズと共通ですが、電圧が3.6Vでデジタル一眼で使われている7.2Vの半分しかありません。実際に使用しても電池の減りは早い印象で1日これ1台で撮り歩くのであれば予備バッテリーは必須と感じました。

小型軽量かつ写りはAPS-C+標準ズーム同等と、コンセプトである本格的な写真表現を求めるユーザー向けに開発されたレンズ一体型カメラに仕上がっていることは間違いないです。小さいが所以に色々と弄ろうとすると少々面倒くさいですが個人的には許容範囲でした。発売当時はEOS M5やEOS Kiss Mより高い価格でしたので、レンズ交換できなくていいからとにかく小さいカメラが欲しいという人以外は購入しなかったと思われます。

2024年6月22日土曜日

高級コンデジバブルに乗ってコンデジをアップデートしました

高級コンデジバブルに乗ってコンデジをアップデートしました。

売ったのはPowerShot G7 X Mark II、買ったのは中古のPowerShot G1 X Mark IIIです。


差額幾らで買えたと思いますか?

結果は、マイナス9,034円でした。売却金額 > 購入金額で上位機種アップデートをしたにも関わらず儲かってしまいました。ちなみに私は手放すときはオークションで買う時はリアル店舗が多いです。

PowerShot G7 X Mark IIは、2016年に発売された高級コンデジです。1インチセンサ搭載してかつコンパクトなボディが特長です。後継機としてPowerShot G7 X Mark IIIが現行品であります。(2024/5/15現在在庫なしですが)新品価格は\75,000前後でしたが中古価格はなんと10万円以上!?このカメラのどこにそんな魅力があるのか分かりませんが大暴騰しています。

PowerShot G1 X Mark IIIは2017年の発売された高級コンデジです。APS-Cセンサ+3倍ズームレンズを搭載して399gという驚異的な小型軽量ボディが特長です。中古相場は¥90,000前後です。コンデジバブルが来る前の2022年には6万円台で買えた?ということを考えるとかなり高騰していますが新品価格が11万円前後だったことを考えればかなりまともな価格です。ちなみにAPS-Cセンサを搭載したコンデジはこれとLeica X Vario(2013年発売)だけで生産時期も違ったのでライバル不在でした。

スペック的にはこんな感じ。

G7X MarkIIG7X MarkIIIG1X MarkIII
発売日424814367843069
センサ1.0型裏面照射型CMOS1.0型積層型CMOSAPS-C型CMOS
有効画素数2010万画素2420万画素
総画素数2090万画素2580万画素
レンズ8.8-36.8mmF1.8-2.815.0-45.0mmF2.8-5.6
35mmフィルム換算24-100mm24-72mm
レンズ構成9群11枚
(両面非球面レンズ1枚
片面非球面UAレンズ1枚
片面非球面レンズ1枚
UDレンズ1枚)
8群9枚
(両面非球面レンズ3枚、
片面非球面レンズ1枚)
最短撮影距離5(W)~40(T)cm10(W)~30(T)cm
手振れ補正段数(最大)約4.0段
内蔵NDフィルターあり
記録媒体SD
ファインダー--0.39型約239万ドット
視野率--1
シャッタースピード1/2000~30秒、Bulb
ISO感度ISO 125~12800ISO 125~12800
(拡張25600)
ISO 100~25600
モニターチルト式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドットバリアングル式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット
処理エンジンDIGIC 7DIGIC 8DIGIC 7
使用電池NB-13L
寸法(幅×高さ×奥行き)105.5 × 60.9 × 42.2mm105.0×60.9×41.4mm約115×77.9×51.4mm
質量約319g約304g約399g

G7 X Mark IIとG7 X Mark IIIの違いは僅差で今となっては好きな方を選べば良いレベルです。G1 X Mark IIIは表面照射型APS-Cセンサを搭載して1インチに対して面積比は約2.8倍もあります。キヤノンは大型センサへの裏面照射型の採用に慎重で今のところEOS R3しかありません。

G1X markIIIとG7 X Mark IIIの間にはG5X MarkIIという機種もありました。センサーはG7 X Mark IIIと同じ1インチ積層型、レンズが24-120mmF1.8-2.8になってポップアップ式のEVFでした。こちらも中古相場は高めに推移しています。

なぜかセンサーサイズの大きいG1 X Mark IIIだけが価格高騰から取り残された感じになっています。APS-Cセンサのカメラとしては小さいとはいえポケットの入るサイズとはいえずスタイルが一眼レフライクなところがウケてないのかもしれませんね。個人的にはセンサーサイズの大きなカメラに乗り換えしたかったので丁度良い機会でした。これから色々使ってみたいと思います。


2024年6月15日土曜日

開成あじさいまつり

今年も開成あじさいまつりに行って来ました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

朝9時の駐車場の開場時間に間に合うように行きましたがなんと9時15分には満車でした。恐ろしい…。去年もそんなもんだったかなぁ?駐車場代は場所によって500円と1,000円があるので節約家の皆様は場所を間違えないようにしてください。実際に行くと入れるだけマシって感じなのでそんなわがまま言っていられないですが。ちなみに私は一昨年前までは早朝特攻でしたので駐車場は関係ない時間でした😁 
Zf+AF-S 85mm f/1.8G

開成町あじさいまつりは町おこしでやってますから気合い入ってますし、知名度の高さもあるので人はとても多いです。あじさいの花は全体的には見ごろか、少し手前といったところでした。

今回新たな相棒としてVILTROX AF 20mm F2.8Zを使ってます。そのうち気が向いたらブログ記事にしたいと思います。

Zf+AF 20mm F2.8 Z

Zf+AF 20mm F2.8 Z

最後いつ使ったのか忘れるくらい使ってなかったAF-S 85mm f/1.8Gを持ち出しました。

Zf+AF-S 85mm f/1.8G

いい加減売却してもいいかなと思って久しぶりに使ってもみましたが、コントラストが高くてすっきりした写りを見て売るのを止めました。こんないいレンズを防湿庫の肥やしにしておくのは勿体ないです。反省しなくては❗

Zf+AF-S 85mm f/1.8G

やっぱり開成あじさいまつりは花より団子ですね。
今年はお茶の葉の天ぷらとホワイトショコラとアイスを買いました。ホワイトショコラは午前中というか10時くらいに売り切れになってたのでこれも早い者勝ちですね。出店も地元の店ばかりなので行く価値はあると思います。アイスも小田原牧場アイス工房という地元のアイス屋さんのキッチンカーです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

私は去年と同じ湘南ゴールドにしました。爽やかな甘みが後引かなくて美味なんです。

Zf+Z 24-120mm f/4S

ほかにもヤギがいたりくじが50円だったりして、観光客が増えても地元のお祭り感がしっかりと残っているところはいいですね。お茶の葉の天ぷらは初めていただきました。癖や苦味もなく美味でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

お昼は会場内でも食べ歩きでも良いかなと思ってましたが、ちょっと足を伸ばして五味八珍で浜松餃子を食べました。ここもお昼になると混雑するので早めに入店がおすすめです。

Zf+AF 20mm F2.8 Z

肝心のあじさい池に行くのを忘れていたので後日早朝に撮ってきました。

Zf+Z 24-120mm f/4S


Zf+AF 20mm F2.8 Z

写真を撮るのが目的だったらやっぱり朝が一番いいと思います💦

Zf+Z 24-120mm f/4S


2024年6月8日土曜日

Z 28-400mm f/4-8 VRを使ってみました

短期間ですがZ 28-400mm f/4-8 VRを借りました。 


筐体はプラスチック製のしっかりとした作りでビルドクオリティ、質感共に高く非S-LineながらZ 24-120mm f/4Sと遜色ない仕上がりになっています。本体サイズは高倍率ズームとしては大きめですが70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDと比べると小さいです。ズームリングは自重で落ちない程度の重めの回転トルクで回転ムラが少ないです。

Zf+Z 28-400mm f/4-8 VR

レンズの開放F値は、ズームリングの位置で28mmでF4、35mmF4.5、50mmでF5.3、70mmでF6、105mmF6.3、150mmくらいでF7.1、200mm以降でF8になります。こんな開放F値ですから必然的に絞り開放で撮ることが多くなります。開放F値はLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.Sよりも暗いのです。

Z6+Z 28-400mm f/4-8 VR

フードはコンパクトな角型で28mmの最短撮影距離が0.2mで花型フードだと邪魔になるから短い全長で迷光軽減効果が得られるのでこの形状になったもの思われます。マウント材質については何も言及はありませんがNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRやZ 24-120mm f/4Sと同じアルミ製と思われます。ただ試用した個体はマウントに対して防塵防滴ラバーの飛び出し量が不均一でした。

Z6との組み合わせでJ1ゼルビア町田の試合で使ってみました。

Z6+Z 28-400mm f/4-8 VR

F値が暗いのでAF性能が心配でしたが屋外であれば俊敏とは言えないもののそれほど問題にはならないようです。テレ側の写りはちょっと微妙で色収差がやや目立ちます。等倍で見るとかトリミングしなければ使えるとは思います。

Z6+Z 28-400mm f/4-8 VR

描写に関しては高倍率ズームにしてはかなり良い印象でした。望遠側の描写は甘くなるので絞りたいところですが、開放で既にF8値ですからシャッター速度を稼ぎたいシーンではあまり絞れないです。手ぶれ補正はちゃんと効いているようですが、望遠側は油断するとすぐブレます。

Z6+Z 28-400mm f/4-8 VR

ちなみに試合の結果は1-3で惨敗でした😓

Zf+Z 28-400mm f/4-8 VR

近接撮影性能は意外と良好で望遠レンズならでは圧縮効果が得られます。近距離であればF値が暗くてもそれなりにボケてくれるので結構綺麗に撮れました。これは意外でした。

Zf+Z 28-400mm f/4-8 VR

価格は約20万円です。高倍率ズームとしては高性能ではあるものの価格に対して見合っているかと言われるとNOでせめて10万円台前半には収めてもらいたいところです。それでもニコン純正で300mmをカバーするレンズとしては最も安価です。

Zf+Z 28-400mm f/4-8 VR

このレンズは日中屋外の被写体でシャッターチャンスを逃したくないというニッチなユーザーに適しています。特にお祭りや運動会みたいにレンズ交換の時間がないシーンにはとても良いと思います。

2024年6月1日土曜日

中華製ZマウントフルサイズAFレンズを調べてみました

今回は中国メーカーのフルサイズ対応ZマウントのAFレンズを調べてみました、というめちゃくちゃマニアックな企画です。ここまで条件絞るとかなり少ないかなと予想していましたが意外とありました。

名称10mm F2.8 ZERO-D FFAF 20mm F2.8ZTTArtisan AF 32mm F/2.8YN35mm F2Z DF DSMAF 40mm F2.5Z
メーカLAOWAVILTROX銘匠光学YONGNUOVILTROX
レンズ構成9群15枚
(非球面レンズ2枚、
EDレンズ3枚)
8群10枚
(低分散レンズ2枚、
非球面レンズ2枚、
高屈折レンズ1枚)
6群9枚
(異常低分散レンズ1枚
非球面レンズ2枚
高屈折低分散レンズ3枚)
8群9枚
(低分散レンズ1枚、
非球面レンズ1枚、
高屈折レンズ2枚)
6群10枚
(低分散レンズ1枚、
非球面レンズ1枚、
高屈折レンズ3枚)
最短撮影距離[m]0.120.190.50.350.34
最大撮影倍率0.240.17非公開0.130.14
フィルター径[mm]7752275252
絞り羽根枚数[枚]57777
サイズ[mm]Φ82 x 70.8Φ64.9×59.6Φ63×50Φ68×73Φ65×60.8
重量[g]420152195290181
価格¥148,500¥23,700¥26,820¥43,500¥23,700

名称YN50mm F1.8Z DF DSMAF 50mm F1.8 ZAF 85mm F1.8 Z STMYN85mm F1.8Z DF DSM
メーカYONGNUOVILTROXVILTROXYONGNUO
レンズ構成8群11枚
(低分散レンズ1枚、
非球面レンズ1枚、
高屈折レンズ4枚)
10群11枚
(低分散レンズ2枚、
非球面レンズ2枚、
高屈折レンズ1枚)
7群10枚
(EDレンズ4枚、
短波長と高透明レンズ1枚)
8群9枚
(低分散レンズ1枚、
高屈折レンズ4枚)
最短撮影距離[m]0.450.550.80.8
最大撮影倍率0.150.100.100.13
フィルター径[mm]58557258
絞り羽根枚数[枚]9997
サイズ[mm]Φ68×87Φ70x89.9Φ80x92Φ68×89
重量[g]417390540405
価格¥46,600¥46,670¥51,870¥52,200

YONGNUOとVILTROXが多いです。特にVILTROXはAPS-Cまで含めるとAFレンズラインナップが充実しています。


スペックはどこもこれも微妙で純正に対して優れている点が見つかりません。特にVILTROXは皆揃って寄れないという謎仕様です。YONGNUOはこの中ではまともで純正とほぼ同じ仕様で勝負している印象です。LAOWA 10mm F2.8 ZERO-D FFは唯一無二のスペックで比較対象がありませんので価格も強気です。ちなみにズームレンズはまだどこも出していません。

国内メーカのコシナ、シグマ、タムロンが製品紹介の中に「ニコンとのライセンス契約の下で、開発・製造・販売されています。」という記述があるのに対して中国メーカにはそういった記述が一切ありません。ニコンはリバースエンジニアリングを禁止していませんので必ずしもライセンス契約が必要というわけではないと思われますが、カメラ側のFWアップで動かなくなるリスクはありますし、画像処理による収差補正が前提のレンズ作りが当たり前になっている今日では不利であることは間違いないでしょう。

価格は純正より安価に設定されています。適切価格かどうかは製品を使ったことがないので何とも言えません。


個人的にはVILTROX AF 20mm F2.8 Zが気になっています。小型軽量で安価なのが魅力的です。 作例を見た感じはそんなに悪くなさそうです。

2024/6/4追記
VILTROX AF 40mm F2.5 Zが発売になっていたので追加しました。