今回はPowerShot G1X MarkIIIにオプションで用意されているケースCSC-G10BWについてです。
PowerShot G1X MarkIIIを中古で購入したときについてきました。カメラ本体は既に生産終了していますがケースはまだ新品で手に入るようで¥12,640で売っています。このケースが、どこを誉めたらいいのかわからないくらい駄作だったので紹介します。
オンラインショップの商品情報によると「デザイン性と機能性を両立した専用ケース。カメラを傷や衝撃からしっかりと保護します。上蓋を取り外して、ケースを装着したまま撮影できます。」とあります。
製品は主に底面を保護するケース部と、レンズと液晶を保護する上蓋に分かれています。材質は本革で表面の仕上がりは硬めです。製造国はベトナムです。
ケースのみ使用時のホールド感はカメラ単体使用時とほとんど変わらず好印象です。ケース部は三脚ねじをコイン等で回して固定するタイプでバッテリー、SDカード取り出し時や三脚使用時、レリーズやUSBケーブルの接続等でコネクターカバーを開閉する時はケースを外す必要があります。ちなみにアメリカで売られているPowerShot G1X MarkIII用ケースPSC-6300はケース下部からSDカードとバッテリーが取り出せる仕様になっています。なぜ仕向地ごとに設計を変えているのか謎です。
上蓋部分はレンズと液晶部を保護するように作られています。レンズ部が大きくつくられていますが何も入ってません。未確認ですが純正フードをつけると入らないとか!?液晶側もEVFの飛び出しに合わせて作られていて液晶部分のデッドスペースは上げ底になっています。デッドスペースにせめて予備のバッテリーとかSDカードが入るポケットくらいは設けてほしかったです。側面はカメラむき出しで傷や衝撃からしっかりと保護しているとは言えない状態です。
ストラップはケースと同じ素材の細身で軽量なこのカメラによく似合っていると思います。CSC-G10BWは下部だけ覆うケースだけならまだいいですが、上蓋をつけてしまうとPowerShot G1X MarkIIIのコンパクトさが完全に失われてしまうがっかり仕様でした。特にケースを外さないとカードもバッテリーも交換できないという仕様は納得できません。どうしてもキヤノン純正に拘るとか見た目が良ければ機能はどうでもいいという人以外はおすすめしません。
0 件のコメント:
コメントを投稿