スペックはこんな感じ。スチル機能メインで比較しています。大きな違いはセンサとEVFと液晶モニターです。
外観はマグネシウムの領域が減ってセリーボという複合炭素繊維樹脂になったので剛性感が気になるところですが、結論からいうと全然問題なしでした。言われなきゃ分からないと思います。グリップの形状はほとんど変わっていないように見えますがボディ奥行が増えた分手の大きい人向けになった印象です。とはいえ手袋サイズMの私の手でも指先がついてたのでまだ窮屈だと思う人はそれなりにいるでしょう。
進化したEVFは私には違いが分からず…。私の目がダメなんです。最近老眼かなと思うときがあります。今までもクオリティが高かったので違いが分かりません。MFをじっくりやったら違いがわかるかも!?シャッター感触はZ6とZf全く同じでした。
Z6III+Z 40mm f/2 |
再生ボタンが左上から右下に移動したことが1番慣れないところです。しかもボタンレイアウトが窮屈なので隣のボタンをついつい押してしまいます。一般的には持ち替えずに右手で再生ボタンが押せるようになったので操作しやすいと歓迎されているようです。私は左上に慣れているのでカスタマイズで変えたいと思い調べてみましたが残念ながら変えられないみたいですね。
Z6III+Z 24-70mm f/4S |
AF性能はまずまず良好で人の顔は複数人いても認識します。光源等輝度差の大きいところは苦手でフォーカスポイントを少し移動させる必要がありました。
Z6III+Z 40mm f/2 |
レビューサイトで指摘されているダイナミックレンジの狭さは普通に撮影している分には特に何も感じませんでした。トーンカーブを大きく変化させるようなレタッチをしたらきっとわかるかもしれません。Adobe Lightroom Classicの仕様だと思われますがピクチャーコントロールの中でCreative Picture Controlに該当するカラーモード(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)がとFlexible Color1つに統合されてしまっていて非常に使いにくくなっていました。
Z6III+Z 40mm f/2 |
チルトが好きな私にとってバリアングルモニタになったことは個人的にはマイナスです。スチルメインならチルトが良いと思うのですが世の中の流れはバリアングルのようです。
Z6III+AF 20mm F2.8 Z |
普段Z6とZfを使っている身としてはホント自然に使いこなせるカメラでした。逆に感心するところは何もないです。Z6から買い替えるかで検討するつもりでしたがAF性能と手ぶれ補正性能が現状でも不満がないのであればZ6(Z6II)を引き続き使うというのもありだと思います。
1番の改良はZと6の間の半角スペースがなくなったことでしょう。これで検索ヒット数もだいぶアップするでしょうね。
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