ミラーレス一眼にしたら必ず購入したいと思っていたレンズを購入しました。
理由は50mmF0.95というスペック。口径比がF0.95ですよ!焦点距離より絞りの径が大きいんです。写りの良し悪しとかよりどんなボケ方をするのか気になりませんか?ニコンZマウントユーザーであれば純正のZ58mm F0.95 S Noctという選択肢があるわけですが100万円と言う価格は間違えても買えるようなお値段ではないです。
現行型はIII型で2019年に発売されたモデルです。2014年発売の初代はフィルター径58mm、2代目はSPEEDMASTER 50mm F0.95 M67でフィルター径67mm、途中で仕様変更がありフードが円形から花型になっています。3代目がSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIでメーカ公式HPによると画質および逆光耐性を高めましたと書かれていますが絞り羽根枚数が9→11枚に増えたこと以外何が変わったのかは不明です。
SPEEDMASTER50mmF0.95のレンズ構成は7群10枚。ガウス型の後方にレンズを4枚追加した構成です。超高屈折率レンズを1枚、高屈折低分散レンズを5枚使用しています。
光学系にド素人なので嘘言ってるかもしれませんがマウント径の大きいZマウント専用で光学設計をしたらレンズ最終玉の超屈折率レンズは使用せずに今より性能の良いレンズが作れたかもしれませんね。
中一光学の日本語公式サイトは当たり障りのない製品紹介がされていますが、中国語サイトは描写について少し詳しく書かれています。翻訳すると
画像は中央は鮮明で周辺の落ち込みは少ないです。絞り開放にすると撮影距離0.5m近辺でも使用でき、撮影距離1mで画像の鮮明度は非常に高くなります。絞りをF1.4にすると、中心のシャープネス範囲が最高になるだけでなくボケが向上し、フォトグラフィやポートレート撮影などに適したレンズになります。絞りF8では風景写真に適した最高の解像度を実現しています。このレンズのF0.95という大口径は、暗い場所で非常によく機能し「夜眼之神」と呼んでいます。
翻訳がちゃんとしてなさそうなところもありますが撮影距離1mの画質、絞りF1.4のボケに自信がありそうです。
Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95 III |
レンズは質量710gでかなりずっしり感があります。レンズとフード以外の素材は全て金属製と思われます。ニコンZ6に取り付けた印象は少しレンズヘビーです。マウントやフォーカスリングはガタつきが感じられないくらい良く、ビルドクオリティ非常に高いです。
レンズとカメラの連動は一切なく実絞りAEになっていますのでレンズの焦点距離は手動で設定する必要があります。余談ですがZシリーズは手動で設定する際、絞りはF1.2までしか選べません。
フードはプラスチック製で内部は植毛されています。取付はバヨネット式ですがクリックストップがなく簡単に回ってしまいます。そのためフードが外れやすいので取り扱いに注意が必要です。
実写はこれからです。作例がまとまったら報告しようと思います。
Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95 III |
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