このブログを検索

2022年6月11日土曜日

Megadap ETZ21を購入しました

MegadapのETZ21を買ってしまいました。GABALE Electronic Technology(迦百列电子科技有限公司)という中国の会社の製品で日本では焦点工房が取り扱っています。ソニーEマウントレンズをニコンZマウントカメラに取り付ける為のアダプタです。Amazonで売られていたのでポチリ。後から気づいたのですが国内発売日に買ったようです。

実は私Eマウントレンズを1本も持っていません

では何故購入したのか?理由は、Eマウントレンズを借りて遊びたかったからです。

Eマウントレンズであれば世の中にたくさんありますし、今後Zマウント用レンズが発売された時もEマウント版を借りてきて事前に確認してから購入することができます。これからは、様々なEマウントレンズをZ6に取り付けて遊んでみようと思います。Megadap ETZ21の実用性、互換性がどの程度あるのかに期待ですね。

ETZ21の対応レンズについてはMegadapの商品紹介ページにソニー、シグマ、タムロン、カールツァイス、Voigtlander、Samyangに対応、Viltrox、Yougnuoに非対応と書いてあります。中国製マウントアダプタのくせに中国製レンズには非対応です。ちなみに具体的な機種についての記載はありません。

早速、タムロン28-75mmF2.8DiIII VXD G2(Model A063)を借りてきました。

このレンズは2021年10月に発売されたばかりの新製品です。評判の良かった従来品28-75mmF2.8DiIII RXD(ModelA036)より光学性能が改善されつつ近接撮影能力も強化されるなど非常に評判の良いレンズですが、残念ながら2022年6月現在Zマウント版は発売されていません。

Z6にETZ21を介して取り付けてみました。Eマウント(レンズ)側は回転が重く渋かったのですがZマウント(カメラ)側はスムーズでした。取付部のガタツキは非常に少なく不安なところはありません。動作も一通り見てみましたが手ぶれ補正も機能しているようで取り敢えず不具合はなさそうです。

今回、開成町のあじさいの里で使ってみました。現地到着を待ち構えていたかのように大粒の雨が降り出すという雨男🌂らしい展開にガッカリしつつもA063を使って撮り回ってみました。

Z6+28-75mmF2.8DiIII VXD G2

AFはリニアモーター搭載で無音で素早く合焦、AEの精度、手ぶれ補正など申し分なく十分実用に使えます。ただし、ソニーαシリーズのカメラに取り付けた時の挙動を見ていませんのでソニー製カメラに対してどうなのかまでは確認できていません。

Z6+28-75mmF2.8DiIII VXD G2

焦点距離28mm時で18cm(0.37倍)、70mmでも38cm(0.24倍)とどの焦点距離でも寄れてしかも絞り開放からキレのある描写でボケは綺麗とマクロレンズの出番がありません。Zマウントにはタムロン28-75mmF2.8 DiIII RXD(ModelA036)のOEMと思われるZ28-75mmF2.8がありますが、後発製品であるA063の方が当然評判がいいので是非Zマウントで発売してもらいたいですね。

Z6+28-75mmF2.8DiIII VXD G2

サイズ、価格帯的には純正のZ24-120mm F4Sと近く悩ましいところです。

緩い感じの写真が撮りたくなった時は、レンズをLensBaby Velvet28mmF2.5に交換です。

Z6+Velvet28mmF2.5

広角ソフトフォーカスレンズで扱いが難しいですが、あじさいを撮りつつ遠くの風景を入れたいときに使えます。梅雨らしいウェットな雰囲気を出すにはちょうどいいかな、と思いましたがソフトになると雨滴がほとんど見えなくなってしまいます。

Z6+Velvet28mmF2.5

F5.6まで絞るとソフト感がほぼなくなり普通のレンズになってしまいますので絞り過ぎに注意です。

Z6+28-75mmF2.8DiIII VXD G2

MegadapのETZ21とTAMRON 28-75mmF2.8DiIII VXD G2(Model A063)とのマッチングはかなり好印象でした。これからも継続的にEマウントレンズを借りてZ6とのマッチングをレポートしていきたいなと思います。




0 件のコメント:

コメントを投稿