5月26日に発売になったばかりのニコンZ8を少しだけ使う機会がありましたので短編レポートです。私はZ6とD850のユーザーでありますので、Z6の上位機、D850の後継機という2つの目線で見てみたいと思います。
先ずは外観から。グリップ感はD850と同等です。Z6よりも厚さが増した分、グリップ感は大きく感じるようになりました。
上面カバーと背面カバーはSereeobo PというCFRTPを使用しています。強度はマグネシウム金属同等を謳っていますし剛性不足は感じませんがプラスチックの一種なので金属じゃないとダメって思う人にとってはマイナス点だと思います。
Sereebo Pを使う理由は、強度や軽量化以外に環境に配慮という側面のあるので良いことだと思いますが質感に関してはZ6の同じ場所と比較すると劣っていると思いました。ユーザーにとっては機能上は問題ないとしても50万円オーバーの機種だから質感にも気を使ってほしいというのが本音ですね。
個人的には四つ葉ボタン周りのデザインが微妙で巻き上げレバーを模したデザインだからカッコよかったのに段差がほとんどなくなってその面影がほとんどなくなってしまいました。段差を減らすならF-801みたいな一体感のあるレイアウトが良かったと思います。
Z8+Z 24-70mm f/4S |
今回はCF Expressは使用せずSDXCカードのみを使用しました。使ったカードはGigastone SDXC 128GB(A1 V30 U3 Class 10)だったのですが頻繁にカードエラーが出ました。エラーが出た時はカードの抜き差しで解決していました。一流ブランドではないにしろそこそこ名の知れたメーカ品だと思うんですが…、カード不良だったと考えています。ちなみにカードは新品でZ8で初めてフォーマットして使用しています。
Z8+SP 35mmF/1.8Di VC USD |
FTZに最新ファームウエアVer1.10があって、そのファームウエアでないとZ8では使用することもできないとは知りませんでした。現地でFTZとレンズをつけて電源ONで"FTZのファームウェアをアップデートをしてください"という真っ暗闇画面が出た時は衝撃でした。出先でファームウェアアップデートする手段がなく持って行ったレンズはただの荷物と化しました。お出かけ前に機材の動作確認は忘れずに行いましょう。
ちなみにmegadap ETZ21については特に問題なく動作していました。
シャッターレスだから撮影時はほぼ無音と思っている方多いんじゃないでしょうか。確かにシャッターを切った時はほぼ無音です。シャッターがいつ切れたわからないという問題に対しては疑似シャッター音を出したり表示を点滅させたり線が出たり色んな工夫があって良いなと思いました。
一番音が大きいのは再生ボタンを押した時でイメージャのロック機構が作動するためシャッター音に似たカシャカシャ音がします。
撮ったRAWデータを見た印象では、D850ユーザー目線で見ると「こんなもんかな」、Z6ユーザー目線で見ると「高感度のノイズが多いな」でした。高感度ノイズ処理をONにしたJPEG画像を見ると綺麗にノイズ除去されているので問題はないと思います。因みにD850にはあったRAW画像のサイズ選択が無くなりました。1度も使わなかったので別にいいかなと思います。
新しく追加されたHEIF形式は設定が非常にわかりにくくて、階調設定をHDRにするとHEIFになります。Windows10では表示もできないし、Amazonフォトはアップロードエラーで弾かれてしまいました。HEIF形式は今後普及すると思われますが時期尚早ということでしょうか。
個人的にはセンサーシールドと光るボタンが一番魅力的です。とても欲しいのですがこの機能だけのために50万円も出すのは高すぎるので購入するかどうかについては悩んでいます。
Z8+70mm F2.8 DG MACRO A |
シャッターレスだから撮影時はほぼ無音と思っている方多いんじゃないでしょうか。確かにシャッターを切った時はほぼ無音です。シャッターがいつ切れたわからないという問題に対しては疑似シャッター音を出したり表示を点滅させたり線が出たり色んな工夫があって良いなと思いました。
一番音が大きいのは再生ボタンを押した時でイメージャのロック機構が作動するためシャッター音に似たカシャカシャ音がします。
Z8+Z 24-70mm f/4S |
その再生ボタンがZ9との操作性共通化のため十字ボタン下方へ移動しました。以前あった場所にはロックボタンが鎮座しています。どうにも慣れない人はロックボタンにFn3の機能を割り振れるので再生ボタンとすることも可能です。ただしロックボタンとしての機能を無効にすることはできないようで再生後にもう1度押してしまうと画像がロックされてしまいます。
Z8+Z 24-70mm f/4S |
撮ったRAWデータを見た印象では、D850ユーザー目線で見ると「こんなもんかな」、Z6ユーザー目線で見ると「高感度のノイズが多いな」でした。高感度ノイズ処理をONにしたJPEG画像を見ると綺麗にノイズ除去されているので問題はないと思います。因みにD850にはあったRAW画像のサイズ選択が無くなりました。1度も使わなかったので別にいいかなと思います。
Z8+70mm F2.8 DG MACRO A |
新しく追加されたHEIF形式は設定が非常にわかりにくくて、階調設定をHDRにするとHEIFになります。Windows10では表示もできないし、Amazonフォトはアップロードエラーで弾かれてしまいました。HEIF形式は今後普及すると思われますが時期尚早ということでしょうか。
Z8+70mm F2.8 DG MACRO A |
個人的にはセンサーシールドと光るボタンが一番魅力的です。とても欲しいのですがこの機能だけのために50万円も出すのは高すぎるので購入するかどうかについては悩んでいます。
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