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2023年6月3日土曜日

ペンションS

時間が空いてしまいましたがKY公園と同じ日に訪れた廃墟です。
Sハウスは湖のほとりにある3階建てのペンションです。前回は2年程前にも訪れています。

Z6+Z 24-70mm f/4S

車通りはありますが途切れることも多いので人目につきにくく行きやすい廃墟です。エントランスはバリケードが作られて硬く閉ざされていますがバルコニーは開け放たれているので侵入は容易です。

Z6+Z 24-70mm f/4S

建物の構造を簡単に説明すると1階は食堂、浴場、エントランスホール兼遊戯室があります。遊戯室にはビリヤード台があり、この廃墟の特長になっています。2階と3階が和室の客室になっていて全部屋ほぼ同じ造りになっています。なぜか部屋番号は全て5から始まる3桁の数字です。

Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95III

廃墟でSPEEDMASTER 50mm F0.95IIIを使ってみました。明るいレンズなのでシャッター速度を稼げるのはありがたいのですが、絞っても個性的な描写の癖玉なので暗いとピントも合わせにくいしちょっと使いにくいなと思いました。やはり廃墟撮影にはAFが使える実用レンズが良いかな…。

同じ部屋の2年後のビフォーアフター。

D850+AF-S 24-120mm f/4G ED VR(2021年撮影)

Z6+Z 24-70mm f/4S(2023年撮影)

椅子の位置が変わっているのとTVが落ちているのはきっと訪問者の仕業でしょう。あまり変わってませんね。

Z6+Z 24-70mm f/4S

壁や天井のクロスは盛大に剥がれ落ち、床の腐敗も進んでいますが窓や扉が開け放たれているおかげで廃墟臭はほぼありません。廃墟としては今が見ごろだと思います。鉄筋造りなので建物自体は頑丈ですが壁や天井は湿気によって確実に腐食が進行しています。

Z6+Z 24-70mm f/4S

特に浴室の塗装の剥げっぷりは芸術的です。なんだか痒くなってきますw

Z6+Z 24-70mm f/4S

Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95III

とある部屋にレイクサイドスズキと書かれた鍵がありました。入口の看板に書いてある名前ではなく、近隣にもそんな名前の施設はありません。もしかするとこのペンション昔の名前なのかもしれません。

Z6+Z 24-70mm f/4S

今回も楽しませてもらいました。また数年後もあったら訪れてみたいですね。

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