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2023年7月1日土曜日

50mm F2 DG DN Contemporaryを使ってみました。

50mm F2 DG DNをほんの少しだけ使ってみました。例によってETZ21を介してZ6での試用になります。レンズ構成は9群11枚。最短撮影は45cmです。


レトロフォーカスタイプで前面のレンズは大きく凹んでいます。


公式サイトには手にすっぽり収まるようなコンパクトさをアピールしています。実際のものはそのイメージからすると少し大きめに感じます。50mmF1.8クラスでは、最近のレトロフォーカスタイプにしてはひとまわり小さく、一眼レフ時代の変形ガウス型構成からするとふたまわり大きい、そんな感じです。


外観はオール金属製でしっかりとしています。インナーフォーカスなのでレンズの全長は変わりません。絞りは絞りリングでもコマンドダイヤルどちらでも設定可能です。絞り優先AE派の私は絞りリングの方が好みでした。


開放からシャープでコントラストが高くボケも綺麗で周辺光量の低下も目立たない、ケチのつけようがない優秀な写りです。強いて言えば絞り開放の柔らかい写りを求める人には向いていません。ポートレートなんかはちょっと硬い感じに描写になります。注文をつけるとすれば最短撮影距離が45cmと普通なので寄れるようにしてもらえると良かったです。


50mmF2という平凡なスペックでありながら価格は9万円前後と非常に高価です。値段に見合う性能あると思いますが、Zマウントにはこれより安価な純正のZ 50mm f/1.8SやYONGNUOのYN50mm F1.8Z DF DSMがあるのでEマウントでアダプタを介して使用するこのレンズをわざわざ買う意味はないと思います。



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