ブラックフライデーでTTArtisan AF 75mm F/2 Zマウントを購入しました。
レンズ構成はEDレンズ1枚と高屈折レンズ4枚を含む7群10枚です。キャッチコピーはよく分からないのですがポートレートに最適なレンズと書かれています。
箱を開けるとレンズ、フードと中国語の説明書が入ってます。余計なものが入ってないのは好感が持てます。
リヤキャップにUSB端子があり ファームアップができるようになっています。OSがWindows10を推奨と書いていますが…2025年10月にサポートが切れるんですけどwこのリヤキャップを紛失したり他社のレンズにつけて壊してしまうとファームアップができなくなってしまうのでレンズ本体に端子を搭載してもらった方がスマートだと思いました。使用時には別のリヤキャップをつけることにしました。
Zマウントで75mmはVoigtlander NOKTON 75mm F1.5 Aspchericalがあります。85mmF1.8も許容可能とすれば6機種から選択可能です。寸法差は結構ありますが、スペック的には似たり寄ったりです。ソニーEマウントであればSAMYANG 75mm F1.8FEがあります。こちらはTTArtisan AF 75mm F/2よりも遙かに小型軽量です。最大撮影倍率は0.13倍と他の競合レンズとほぼ同じです。
ちなみにフォクトレンダーのNOKTON 75mm F1.5 Aspchericalもちょっと似ていますがこのレンズより構成枚数が少なく洗練された印象です。
本体は金属製でシグマのIシリーズに近い質感です。フードはプラスチック製で広角レンズ用浅いの花型で迷光防止効果はほとんど期待できない形状です。また内径側が小さすぎで62mmフィルターを取り付けると干渉するものがあります。
操作部はフォーカスリングと絞りリングの2つのみでAF/MFの切り替えスイッチはありません。
絞りリングはクリックのあるタイプでAポジションにすることでカメラ側から絞りを設定をすることも可能です。絞りリングを使用したときは実絞りAEになります。絞りポジションをAに設定すれば純正レンズと同じくF5.6までは実絞りでそこから先は固定という挙動に変わります。
ニコン純正レンズは絞りを設定できるリング(コントロールリングと呼んでます)に絞り値を記載しない仕様です。よってカメラ側から命令された絞り値を設定することだけでレンズ側から絞り値を命令することはありません。この純正レンズにはない仕様を搭載しているのでFWバグというよりはこうするしかなかったと思われます。確かフォクトレンダーのレンズも同じ仕様だったような気がします。絞るとAF性能やライブビューに影響が出る可能性がありますので絞りリングを使ってF5.6より絞る際は注意が必要になります。色々面倒くさいと思う人はAポジションにしておけば挙動に問題はありません。
絞り羽根は9枚です。円形絞りとは謳っていませんし、実物見ても円形絞りには見えません。
レンズリヤキャップがファームアップ用のドッグと兼ねています。
写りは結構良さそうです!感想はじっくりと使ってからまたの機会に記事にしたいと思います。
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