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2025年7月5日土曜日

VILTROX AF 28mm F4.5 Airを購入しました

VILTROX AF 28mm F4.5 Airを購入しました。

今回初めてAliExpressを利用しました。理由は安いからで送料込8,265円と国内ECサイトの約半額でした。AliExpressは価格が常に変動しているいていつが安いのかよくわからず購入タイミングは難しかったです。発注してから届くまではちょうど1週間でした。仕向地ごとにパッケージが異なるということもなさそうです。説明書は付属しておらずPDF版を参照するようになっていました。

レンズ構成は6群6枚、絞りはF4.5固定、最短撮影距離は0.35m、フィルター径は使用不可、サイズはφ60.3×16.8mm、質量は80gです。キャッチコピーは、コンパクトな鏡筒設計ながら、優れた描写性能、高効率のオートフォーカス、クラシックとモダンが融合したレンズデザインです。

小さく軽くするために絞り機構とマニュアルフォーカスリングを省略するという潔い構成になっています。Zマウントのマニュアルフォーカスはマニュアルフォーカスリングまたはコントロールリングを回す以外の方法がないのでマニュアルフォーカスに切り替えることはできてもピント位置の調整をすることはできません。何か裏技があるか調べてみましたがなさそうです。ボディキャップのサイズ感で写真が撮れることがメリットで描写性能が売りのレンズではありませんがメーカー公表のMTFによると像高14mmまでは落ち込みが少なさそうなのでAPS-Cフォーマットであればそこそこの画質が期待できそうです。


AFはボイスコイルモータ(VCM)、バヨネットはブラックアルマイト処理されたアルミ合金、筐体はプラスチックです。レンズ構成は6群6枚のレトロフォーカスタイプです。被写体側3枚はトリプレットタイプでレンズ同士を接触させて鏡室に組み込み、イメージャー側3枚も同様に接触させて鏡室に組み込む構造にすることで構造をシンプルかつコンパクトにする設計になっています。

メーカー公表の画像はレンズの絵が立体的過ぎてよく分からない、非球面レンズとEDレンズも色使いも断面図と逆、後方の製品写真が逆向きです。最初見た時理解できずに混乱しました。多分説明書の方が合ってると思います。このレンズの特徴にもなっているスターバースト効果用の絞りは被写体側にあります。

フォーカスは全群繰り出し式、レンズバリアがフォーカスユニットのメカロック機構も兼ねています。電源OFFの状態だとレンズが自重で動く構造になっていてレンズバリアを閉じることでフォーカスユニットがロック位置までメカ的に動く構造になっています。ネット上の口コミでレンズバリアを閉じたまま電源ONにするとエラーが出るというのはこの構造に起因する可能性が高そうです。ちなみに取扱説明書にはレンズバリアの開閉に関する注意点の記載はありませんでした。

マウント側はUSB端子と内部フードには規格マークが記載されたシートが貼り付けられています。普通光線が通る所にシートを貼るなんて御法度なんですがここしかスペースが無いですよね⋯。ほとんどカメラ側の遮光線で隠れるからセーフかもしれません。

最短撮影距離はマウントによって異なりZマウントは最も寄れない0.35mです。フランジバックが短くてレンズ全長も最も長いのに何故か一番寄れません。

コンパクトな激安レンズの実力は?使っての印象はまた別の記事にて紹介します。

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