昨年末に愛用していた三脚Velbon UT-60が壊れてしまいました。
この三脚は、携帯性を重視したトラベル三脚でVelbonお得意のウルトラロックで三脚の先端をひねって伸縮させる構造になっていますが伸縮時に引っ張ったら先端部が取れてしまいました。ひねって引っ張るという荷重のかかる場所が接着剤で固定されているだけというのも驚きですが、どうせ接着し直したところで引っ張ったりひねったりすればまた取れるのは時間の問題ですし、直して使って再び取れた時に三脚が倒れて最悪レンズやカメラが犠牲になることは絶対に嫌なのでこれを機会に新調するにしました。使用期間は8年弱、メインとして使っていて海外旅行にも持って行きましたが三脚の使用頻度はそれほど高くないのであまり長持ちしなかったのかなと思います。三脚はちゃんとしたものを買えば一生モノだと考えていましたので少々残念です。
Z6+Z 14-30mm f/4S(折れたUT-60を使用) |
新しいトラベル三脚を選定することにしました。リファレンスは今使っているUT-60です。ただUT-60は三脚のみの並行輸入モデルで詳しい製品情報がありませんでしたので雲台付き国内モデルのUT-63Qにしました。
今回購入するのはトラベル三脚なので携帯性を重視して縮長400mm以下、脚径25mm以上、素材はカーボンを最低ラインにしました。
こうしてみると縮長280mmのUT-63Qのコンパクトさが際立ってますね。質量はアルミ製なのでやや重めですが、カーボンモデルと比較して0.2kg程度の差ですし、最新モデルだとUTC-63IIというカーボン仕様もあります。携帯性の良さで選べばVelbonのUTシリーズ一択ですが今回選択肢から外すことにしました。理由は3つ。1つは伸縮の際に必ず脚の先端を回す必要があり汚い地面で使った時に手が汚れること。2つめは特長でもある脚のウルトラロックがされたどうかの感触が分からず知らない間に緩んでいてカメラごとひっくり返りそうになったことがしばしばあったこと。3つめはウルトラロック故に脚の長さの微調整がやりにくいこと、一応最上段でできることになっていますがロックのされたかの感触がわかりにくかったです。
値段は1.6万円から13万円オーバーまでピンキリです。値段だけで選ぶとNATIONAL GEOGRAPHICになりますが果たして本当にそれでいいのでしょうか?
三脚にとっていちばん重要なことはカメラをしっかり固定できるかですがこれは実物を見ないと分かりません。良く吟味して買いたいと思います。
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