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2023年2月11日土曜日

中華標準レンズについて調べてみました

 ニコンに限らずですが最近の新製品は非常に高いですね。原材料の高騰、為替、政府からの賃上げ要求などが影響していると思いますが、すぐに給与が上がらない庶民にとってはレンズがどんどん手が届かない価格帯になっていきます。

そこで今回は、国内で入手可能なサードパーティーの中華Zマウント標準レンズを調べてみました。Kamlan 55mm F1.4を追加しました(2023/2/25)

名称7Artisans50mm F1.05TTArtisan 50mm f/2TTArtisan 50mm f/1.4 ASPHSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIKamLan 55mm F1.4 
メーカ七工匠 7Artisans銘匠光学銘匠光学中一光学Machang Optical
レンズ構成7群10枚5群6枚8群10枚7群10枚6群8枚
特殊低分散レンズ2-1--
高屈折レンズ-2-15?
高屈折低分散レンズ--85-
非球面レンズ--1--
最短撮影距離[m]0.570.50.50.50.5
最大撮影倍率非公開非公開非公開0.1非公開
フィルター径[mm]5843496758
絞り羽根枚数[枚]1310121113
サイズ[mm]Φ64×79Φ60×35Φ60×69Φ73×88Φ76.5×60mm
AF×××××
電子接点×××××
重量[g]590212455770475
価格¥59,850¥11,520¥36,900¥99,000¥30,690

名称YN50mm F1.8Z DF DSMAF 50mm F1.8 ZAstrHori 50mm F2Brightin Star 55mm F1.8Brightin Star 50mm F0.95
メーカYONGNUOVILTROXAstrHori星曜光学星曜光学
レンズ構成8群11枚10群11枚5群6枚5群7枚9群10枚
特殊低分散レンズ12---
高屈折レンズ41---
高屈折低分散レンズ-----
非球面レンズ12---
最短撮影距離[m]0.450.550.50.50.5
最大撮影倍率0.150.1非公開非公開非公開
フィルター径[mm]5855524962
絞り羽根枚数[枚]9非公開91210
サイズ[mm]Φ68×87Φ70x89.9Φ58x52Φ60x56Φ70x90
AF×××
電子接点×××
重量[g]417390非公開270750
価格¥46,600¥62,000¥17,999¥24,131¥77,287

Zマウントはマイナーだと思ってましたがなんと8会社10機種もあります。

安いレンズが多いですがほとんどが電子接点のないMFレンズで便利さや即写性に劣ります。
AFが必要な場合は、YONGNUOとVILTROXになります。レンズ構成もレトロフォーカスタイプで最新の設計が奢られています。ただVILTROX AF 50mm F1.8 Zは¥62,000と純正のZ 50mm f/1.8 Sの最安値とほとんど変わらない値段です。




口径比F1付近では、7Artisans50mm F1.05、SPEEDMASTER 50mm F0.95 III、Brightin Star  50mm F0.95の3機種があります。6~10万円と少々高いですが、明るさを考えれば破格でして実際にSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIを購入しました。絞ってシャープにならず高性能とは言えませんが個性的で楽しいレンズです。

TTArtisan 50mm f/1.4 ASPHとKamLan 55mm F1.4は変形ガウス型の後方にレンズを数枚追加した一昔前の構成です。最新のレトロフォーカスに比べれば見劣りするかもしれませんがそれなりに写りそうな気がします。



トラディショナルな変形ガウス型はTTArtisan 50mm f/2、AstrHori 50mm F2、Brightin Star  55mm F1.8で1~2万円程度で購入できます。ここまで来れば庶民的な価格と言えます。公開されている情報だと特殊レンズも使われていないのできっと20~30年前の一眼レフ全盛のこの標準レンズと同じような写りなんでしょうね。

Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95III

個人的にはSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIというじゃじゃ馬レンズを持っているのでもう1本買うとしたらちゃんと写るレンズが欲しいので純正のZ 50mm f/1.8 Sかなと思いますがYN50mm F1.8Z DF DSMも結構評判がいいので検討するときは候補にしたいと思います。



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