場所は神奈川県開成町、広大な田園地帯に5,000株のあじさいが植えられていて見応えがあります。
今回は35-150mm f/2-2.8 Di iii VXDを借りて来ました。ETZ21を介してZ6での使用です。レンズ構成は15群21枚、最大径Φ89.2mm、全長158mm、質量1,165gです。1kgを超えるレンズですが三脚座はついていません。カメラに付けるとレンズヘビー状態です。
1kgを超える重量は軽快とは言いがたくレンズ交換しないことでシャッターチャンスには強いですがフットワークは良くありません。
キャッチコピーは世界初大口径F2スタート、ポートレートズームだそうです。F2-2.8という単焦点並みの明るさを実現しながら、やわらかなボケ味と高い解像性能を実現しているとあります。F値は変化するタイプで35mmでF2、50mmF2.2、70mmでF2.5、85mmでF2.7、135mmでF2.8になります。
ETZ21との相性は良好とは言いがたく防塵防滴のゴムのせいか着脱は渋く、通信は僅かに遅延が発生、AFは時折ウォブリングが発生していました。ちなみにFWは35-150mm f/2-2.8 Di iii VXDに対応したと謳っているVer.2.00です。
動作は少し難ありでしたが写りはかなり良好でした。
ピントの合ったところはシャープでボケは滑らかでポートレートズームというキャッチコピーに偽りなしでした。周辺光量落ちは開放からあまり目立たないです。色収差はハイライトにごく僅かに発生しています。ディストーションは今回はあまり目立ちませんでしたがLightroomで補正された画像を見ると糸巻き型でやや大きめのようです。
開成町あじさいまつりの中ではアナベルという品種が好きです。白色と言われていますが少し緑味がかって見えるところがきれいです。
ネイティブマウントで使ってみたいと思わせてくれるレンズでした。
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