2024年12月現在のマクロレンズを除くZマウントAF対応の標準レンズを調べてみました。今回はAFレンズに限定しています。
7Artisans 50mm F1.8 AF |
Meike 50mm F1.8 |
VILTROX AF 50mm F1.8 Z |
SG-image AF 55mm F1.8 STM |
6社8種類ものレンズがあることがわかりました。純正以外はすべて中国メーカになっています。以前サードパーティー限定で調べたときはAFレンズは2機種だけだったのにこの2年間でかなり増えたことになります。
薗の中でもZ 50mm f/1.2Sはサイズも値段も別格です。絞りF1.4のレンズはZ 50mm f/1.4のみの一択ですが趣のある個性的な描写をするので用途によっては選ばない方が良いのは以前述べた通りです。
Zf+Z 50mm f/1.2S |
F1.8は純正、社外品併せて6社もの選択肢があります。高価なZ 50mm f/1.8Sの代わりの選択肢となるのは全て中国製ですが最短撮影距離がどれも長いのが欠点です。価格の安さで我慢できるかは個人差があると思いますが特にMeike 50mm F1.8は0.63mとかなり不便に感じると思います。
Zf+Z 50mm f/1.8S |
F1.4はZ 50mm f/1.4一択です。このレンズは性能はほどほどにしてF1.8同等のコンパクトさを実現したレンズですが他のメーカーが作ったらもっと大きくなりそうな気がします。
Zf+Z 50mm f/1.4 |
ファームアップはどのメーカもできるようになっていますが中国製はライセンス契約ではないリバースエンジニアリングと思われますので今後のサポートのことを考えると純正一択になります。描写についてはZ 50mm f/1.8Sが完璧とも言えるくらい絶賛されているレンズですからなかなかそれを超えることは難しいと思います。
性能に関しては使ったことがないので何とも言えないのですが、収差補正データによってカメラ内補正が可能な純正に対してそういった補正ができないリバースエンジニアリングは不利です。残存収差をレンズの個性と捉えるて価格の安さで我慢できるかどうかが選択の決め手になると思います。個人的には中一光学SpeedMaster 50mm F0.95というじゃじゃ馬レンズを所有しているので2本目以降選択肢とすると堅実に写るニコン純正レンズにすると思います。
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