外観はマグネシウムボディという先入観があったからかも知れませんが触って握ったりするところの質感は廉価版とは思えない位高く感じました。モード切替ダイヤルのガタツキが非常に少ないのは嬉しいですね。ただダイヤルの目印の線は長くて悪目立ちしてるのでもっと控えめでいいと思います。
グリップを握ってわかるのが右手親指を置くところが狭いということ。本体の幅を殆ど変えずにLCDをチルト式にしたのでヒンジ分だけスペースが多く必要になった分右手を置くところが狭くなった感じです。ボタン類のレイアウトは窮屈で親指は少し無理を強いられている印象です。使ってみるとすぐ気にならなくなってきたので慣れの問題かもしれません。軍艦部天面に新設されたピクチャーコントロールボタンはちょっと指が届きにくいけど頻繁に使うボタンではないので許容範囲かな、このボタンを押したときに表示されるピクチャーコントロールの数を減らすことできる機能は便利そうです。バイナリとかまず使わないですからね。ちなみにカスタムでピクチャーコントロール以外の機能を割り当てすることも可能です。
Z5II+40mm f/2 |
AFははZ5のAFはZ6に比べても劣ると思っていたくらい悪かったのでZ5から乗り換えた人は大幅な進化を感じられるはずです。普段は新しく実装されたAF-Aでいいかな。シャッターを切った感触はZfとほぼ同じ、だったけどシャッターショックはZ5IIの方が大きいような…根拠はないので参考までに。VRロックがついていたのはうれしい誤算でした。コストダウンでなくなったと思ってたので…メーカHPにもついていることをしっかりとアピールにしてました。確認不足です💦
Z5II+Z 24-70mm f/4S |
結果はスペックで受けた印象と変わらず、即写性が向上したZfでした。VRロックがついているので振動が多いところで使う想定の時、例えばバイク移動するとかの場合はZ5IIにすると思います。
Z5II+70mm F2.8 DG MACRO Art |
Z5IIはZ5の外観にZfの中身で予想通りの仕上がりでした。期待を下回った部分がなく価格もフルサイズとしては手頃なのでこれなら売れると思います。というか益々欲しくなりました。その前にZ6売らなくては!