カビは全体に薄っすらと生えていて、長時間どこかに仕舞われてしたらしく外観はホコリが積もっていてとても汚い状態でした。
カビはほぼ前玉だったので拭くとほぼ綺麗になりました。外観も拭いたら年式相応のヤレ感程度には復活しました。カビを取ったらレンズ内が少し曇ってることが発覚しました。中古市場では1万円以下で沢山見つかります。ちなみに曇りはこのレンズの持病のようです。
発売は1973年、レンズ構成は4群5枚のクセノタール型です。全長40mm最大径φ61mm、フィルター径49mm、質量200g。50mmf F1.8かと思うほどコンパクトです。
写りは絞り開放F3.5はフレアをまとった柔らかい描写になります。マクロ領域で被写界深度が浅い条件でもピントピークの見極めが難しく感じます。色付きはハイライトでは目立ってきますがほとんどシーンで感じられずこの時代のレンズとしては優秀です。
植物等でこういった写りが良いなと思う人は結構いると思います。タムキューっぽい写りと言いますか、こっちの方が先輩ですけど。ボケは後ボケが二線ボケ気味で前ボケの方が綺麗に見えます。
1段絞ったF5.6では一気にシャープネスが向上しキレのある写りに変わります。絞り羽根が6枚なのでボケの形は綺麗ではありません。
そうなんです。このレンズ、オールドレンズのくせにとてもよく写っちゃうんです。だから人気がないんですね。その代わり実用性はばっちりです。普段物撮りなんてしない私が撮っても綺麗に撮れます。ボケがーなんて全然気になりません。
安い標準マクロレンズとしてススメです。1万円以下でこの写りなら十分と言えると思います。








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