乗車姿勢は背筋を伸ばして乗るスタイルで足の曲がりも少ないため長時間でも疲れにくいです。足つきに関しては別のページで書いたので割愛します。
リヤサスペンションのローダウンは必須かと思っていましたが、乗り慣れてくると別にこのままでも良いかなという気がしてきました。片足であれば確実に足を着地することができているので不安感はあまり感じなくなったというのが理由です。
メーターはモンキー125、Dax125のメーターとよく似ていますが、セグメントのフォントが異なる別物です。他のカブには搭載されているギヤポジションや時計がありません。シンプルというよりは情報量不足といった方がいいでしょう。
位置がかなり下で視線をかなり下方に落とす必要があります。視認性は特に問題ないですがアナログに比べたら見にくいです。特に燃料系は6セグメントしか表示がないためアナログでいうレッドゾーン下端ガス欠ギリギリまで引っ張りたい私には使いにくくなりました。
ハンドルロックは左側のみになったのはまだ良いとして入るポイントが分かりづらくハンドルを回して入るところを探りながら鍵を回す作業が必要です。
シフトフィーリングは適度な踏みごたえとストロークで気持ち良く決まり過去乗ったカブの中では最良です。ところが初回点検時にクラッチ調整をしましたと言われて受け取った後はギヤが入りづらくなってしまいました。試乗と調整を繰り返しながらクラッチ調整を行った結果、納車時とほぼ同じ感触になりました。ちょっとした違いでシフトフィーリングが変わるので調整は慎重にやることをおすすめします。。
シフトペダルの形状がつま先ですくい上げることができるタイプになりました。私は歴代カブを全てこのタイプに付け替えていましたので交換する手間が省けました。
走りについて。遠心クラッチ&低回転トルクがあるのでエンジンの回転数を気にすることなく走れるので自分のような万年ビギナーでも扱いやすいです。ただ加速感を感じるのはメータ読み55km/hまででそこからの伸びはゆっくりです。トップギヤでの登坂能力は想像以下でWave125iよりもローギヤだから少しは良いだろうと思っていましたが、同じかそれ以下の印象です。体重と積載量にもよりますがこれ以上のハイギヤード化はしない方が良いというのが個人的な感想です。60km/hを超えると後述する振動と相まって快適とは言い難いです。Wave125i+社外マフラーの吹け上がりの良い加速から乗り換えると明らかに遅く感じます。
音について。エンジン音は極めて静かです。排気口からライダーまでの距離が近いためマフラー音は割とよく聞こえます。低音の歯切れの良い音でこれはこれで良いかなと思ってますがそのうち飽きて社外品にするかもしれません。
あと、アイドリング時にカタカタ音が発生します。エンジンが温まると鳴るようです。原因はクラッチ?で部品を交換しても再発することもあるとか。初回点検で指摘したところ音は鳴るが異常ではないのでそのまま乗って大丈夫です、と言われました。要するに仕様ってことです。ちなみに購入店はホンダ直営の正規販売店です。
制動力。前後共に油圧ディスクブレーキになったことで握力に頼らずともしっかりと効くようになりました。歴代カブに乗ってきた人から見ると劇的な進化に感じるところですがようやく普通のバイクと同じになったとも言えます。
乗り心地。突き上げ感がほとんどなく路面の凹凸を上手く吸収している印象があります。タイヤの接地感があって安定感があります。気になるのが振動でハンドル、ステップ、シートあらゆるところから振動が伝わってきます。しかもピークが4速60km/h付近でよく使うところです。この振動が少ない4速50km/hが心地よいです。車体はかなりしっかりとしていてエンジンに対してフレームが勝っている印象で安心感があります。
灯火類。全てLEDです。ヘッドライトの照射力、照射範囲共にハロゲンライトのカブと変わらない印象です。LEDで明るくなることを期待していましたが期待外れでフォグランプ等を追加する人の気持ちは良くわかります。。ほかのCT125を見てても昼間の非視認性が悪いというのも気になります。これは安全にかかわるので改善してほしいところです。
ミラーは純正でしたが左側は前オーナーによってオフセットホルダーが取り付られていました。オフセットした状態で左右の見え方がほぼ同じになる印象ですので何も付けないともっと視界が悪いのでしょう。
問題点はもっと乗りたいのに乗ってる時間がないということですね。今は暇を見つけては弄る程度なのでまとまった時間が取れたらツーリングに行きたいと思ってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿