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2025年7月26日土曜日

和のあかり×百段階段2025 ~百鬼繚乱~

和のあかり×百段階段2025~百鬼繚乱~へ行ってきました。この記事はネタバレが含まれていますのでこれから行くのを楽しみにしている人は読まないことをおすすめします。

エレベーター降りてすぐにあるのはススキ野原をバックにした展示の数々でした。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical


Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

下足を脱いで一番最初の部屋から謎の空間が…は❗❓バーテンダー❓ただマネキンが飾ってあるだけかと思いきやこれも特殊造形というジャンルの作品だったようです。下の写真のように一緒に取ることも可能です。
Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

同じ部屋に真っ黒な石巻こけしが鎮座していました。漆黒とも言える黒で見落としてしまいそうです。カメラのシャドー色再現性を試すような作品になっています。見た目通りに撮るには露出補正をマイナス3EVしても足りません。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

今回のメイン展示のねぶた。いつもだと床のリフレクションに気を取られてついつい散漫な写真になりそうなところを今回は中望遠で切り取ってみました。

Zf+Z 24-120mm f/4S

青い彼岸花は鬼滅の刃をイメージした作品❗❓ 去年もあって既視感がある作品でした。見せ方は今の方がうまいかな。背景のライトをどう処理するかが腕の見せどどころですね。NOKTONで絞り開け気味で撮ったらボカしすぎで何を撮ったのかよく分からなくなってしまいZ 24-120mm f/4Sで控えめに撮った方がいい雰囲気でした。

Zf+Z 24-120mm f/4S

今年は百鬼繚乱ということで鬼がテーマです。鬼は大きさ控えめながら数は沢山いました。それもかわいい鬼が多かったです。作品が小さいのでスマホで撮った方が撮りやすいなんてことも…。あと既視感のあるの作品がチラホラ。

Pixel9Pro


Pixel9Pro

Zf+Z 24-120mm f/4S

Zf+Z 24-120mm f/4S

ワイヤーアートの作品を思い切ってワイヤーを前ボケで飛ばしてみました。ボケ量が大きいNOKTON様得意分野です。立体感を出すには最高のレンズです。百段階段は NOKTON 50mm F1で撮りたいと思ってました。このレンズは適度な柔らかさがあってディテールを表現仕切らない感じが良いですね。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

今年も彼岸花と月が目立ってました。彼岸花を刺繍した着物風の作品は後で調べたらビーズアーティストの作品でした。もっとしっかり見て来ればよかったかも。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

星光の間は、酒呑童子をテーマにした枯吹盆栽の作品でした。といっても枯れてるかどうか私には判断がつきませんでした。正直展示物との距離が遠くてよくわからないです。実際襖に描かれた侍の陰に目がいっちゃいました。

Zf+Z14-30mm f/4S

今年は金魚がいないと思ったら一番奥の頂上の間に展示されていました。

Zf+Z14-30mm f/4S


Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

柳井金魚ちょうちんは毎年あるのがお約束です💦クライマックスに既視感のある作品というのはリピーターにはちょっ期待外れかなぁ。これまた恒例の紙にしきごいと併せて魚の部屋と化していました。下の写真ではNOKTON 50mm F1の欠点とも言える口径食とグルグルボケが目立ってます。ボケを生かした立体感を狙ってみましたがイメージとちょっと違いました。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical

目黒雅叙園は改装を理由に10月1日より一時休館になる予定です。来年以降こういったイベントがあるのかどうかもわからないので一区切りといった感じなるかもしれません。

Zf+NOKTON 50mm F1 Aspherical


2025年7月19日土曜日

VILTROX AF 28mm F4.5 Airを使ってみました

製品の紹介記事はこちらです。

バヨネットはアルミ合金、ローレット加工されたレンズ先端はプラスチックです。可動部はレンズバリアしかありませんので実にシンプルでビルドクオリティは低価格のレンズとしてはとても良いです。 小さ過ぎるが故に左手の置き場に困るのは御愛嬌。ラフに構えると指やストラップが写り込みます。

AFは最近のレンズにしてはかなり遅く動作もコントラストAFのようにフォーカス群が前後に動いています。精度も偽合焦やギブアップすることが多いため低いです。MFができないのでコントラストの高いところでAFさせるかAFロックするしか方法はありません。ボディキャップレンズならではの機動性を生かしてレンズバリアを開けてサクッと撮るという行為は期待できません。

写りは中心付近解像感が高くて切れ味のあるシャープさで四隅になると周辺光量落ちと像面湾曲と思われる性能落ち込み(ピンボケ)が気になってきます。

絞りを変えられないのでこれを改善するには画像処理しかありませんが周辺光量落ちはLightroomのプロファイルで気にならないレベルまで補正が可能です。(自動で適用されます)後述する逆光以外のシーンでSNSやブログで使うのであれば十分な画質です。ボケはF4.5なので絶対的なボケ量は小さいものの近接撮影でも色付きがなく滑らかです。


逆光には極めて弱いです。強い光源がちょっとでもレンズ内に入ろうものならゴーストが派手に出ます。犯人は被写体側にあるスターバースト効果用固定絞りのエッジが光っていると思われます。順光のまともな写りとは裏腹にオールドレンズに匹敵する逆光の弱さです。

F値固定のMFなしという潔いコンセプトが共感できる人であれば多少の欠点はあれど結構楽しめます。逆光以外の写りは結構良いし機動力は最高に良いですがショボいAFが足を引っ張ってるのが難点です。ここが改善されればもっと魅力的になるでしょう。

小型軽量なので持って行って荷物になることはまずないですし、何より安いので買って損した気分になることはないでしょう。多少の欠点は気にせずに遊んでみるのがお勧めです。

2025年7月14日月曜日

宮ヶ瀬カブミーティング

宮ヶ瀬カブミーティングへ行って来ました。

Pixel9Pro(以下同じ)

我がCT125はアウトスタンディングのベトナムキャリアを取り付けました。最近はセンターキャリアと呼ぶことが多そうですがおじさんにはバインダー機能付きでベトナムキャリアとかベトキャリと呼んだ方がしっくり来ます。ステンレス製ブラック塗装でしっかりとした作りです。実用的にはほとんど使うことはないと思いつつ買ってしまう余計な一品ですね。

宮ヶ瀬に直接向かわずにとある廃墟を横目に見つつ寒沢の滝を訪れてみました。ぶっちゃけ廃墟撮影もついでにという思いもありましたけど物件周辺でちょうど草刈りをしていてとてもじゃないけど入れる状態ではなかったです。

寒沢の滝はあちこちに倒木が折り重なっていて滝というより災害現場といった方が正しいかもしれないと思う程荒れてました。どうやら管理されてないようです。スマホしか持ってなかったのでヤル気ゼロでしたけど😅


そんなことやってたので鳥居原ふれあいの館に着いたのは10時30分くらいでした。今日もたくさんカブがいました。でも停めるスペースがないっ!てほどではなかったです。


今回ひときわ目を引いてたのがこちら!スーパーカブ50・Final Edition。初代C50をオマージュしたボニーブルーの車体とエンブレムが特徴の1台。これが2台も並んでいました。これからもオリジナルデザインを大事にして欲しいですね~。


キティさんの本命❗スーパーカブ 110 HELLO KITTYまさかネコ大好きコスプレおじさんの思いがホンダの開発までも届いた❗❓違う❓エンブレムだけじゃなくて中のカラーコードまで遊び心があるんですね。

カブミーティングから帰った後でAmazonプライムデーでカブ用品買いました。やっぱり影響されちゃうよね~。何を買ったかは後で報告します😉

2025年7月12日土曜日

薬師池公園の大賀ハス

大賀ハスは、毎年7月中旬~下旬頃に満開になります。ハスの花は午前中、それも朝の早い時間にのみ開くという特徴があるため写真家は早朝に集中します。

Z6+100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary

昨年の記事で今年の機材を予想するようなことを書いたので一応機材を書いておきますと100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryと70mm F2.8 DG MACRO Artという気づいたらEマウントのシグマ製のレンズでした。大賀ハスの花を画面いっぱいに写すには寄れる望遠レンズが便利です。焦点距離的には200mm以上はあると便利です。ハスの花が近くにあればもっと焦点距離が短くても良いですが撮れる被写体の数が減ると思った方がいいです。

Z6+100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary

今回のメインレンズは100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporaryになりました。ここしばらくオールドレンズばかり使っていたので霞が取れたすっきりとした描写に感じました。

Z6+70mm F2.8 DG MACRO Art

このレンズのフード根元は凹んでいてそこに手を入れられるようになっています。直進式ズームのような動作をさせる時に便利な機能だと思ってましたがホールドする時もこのフードの根元を掴むと安定します。そうなると自然にズーム動作は直進式ライクになります。良く考えてあります。ETZ21との相性もファームアップを重ねてかなり良くなりました。今ならタムロン50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDがZマウントでありますからZマウントユーザーは大人しくそっちを買いましょう。

Z6+70mm F2.8 DG MACRO Art

今回は木道の近くに花が咲いてましたので70mm F2.8 DG MACRO Artの出番もそこそこありました。特にボケに注意して無駄の無い構図を意識してみました。レタッチの方向性も昨年までの風景プリセットからのサイド(彩度)マックスではなくニュートラルプリセットからの彩度変更に留めています。

Z6+70mm F2.8 DG MACRO Art

以上、毎年恒例の大賀ハスでした。また来年も行くと思います。

2025年7月5日土曜日

VILTROX AF 28mm F4.5 Airを購入しました

VILTROX AF 28mm F4.5 Airを購入しました。

今回初めてAliExpressを利用しました。理由は安いからで送料込8,265円と国内ECサイトの約半額でした。AliExpressは価格が常に変動しているいていつが安いのかよくわからず購入タイミングは難しかったです。発注してから届くまではちょうど1週間でした。仕向地ごとにパッケージが異なるということもなさそうです。説明書は付属しておらずPDF版を参照するようになっていました。

レンズ構成は6群6枚、絞りはF4.5固定、最短撮影距離は0.35m、フィルター径は使用不可、サイズはφ60.3×16.8mm、質量は80gです。キャッチコピーは、コンパクトな鏡筒設計ながら、優れた描写性能、高効率のオートフォーカス、クラシックとモダンが融合したレンズデザインです。

小さく軽くするために絞り機構とマニュアルフォーカスリングを省略するという潔い構成になっています。Zマウントのマニュアルフォーカスはマニュアルフォーカスリングまたはコントロールリングを回す以外の方法がないのでマニュアルフォーカスに切り替えることはできてもピント位置の調整をすることはできません。何か裏技があるか調べてみましたがなさそうです。ボディキャップのサイズ感で写真が撮れることがメリットで描写性能が売りのレンズではありませんがメーカー公表のMTFによると像高14mmまでは落ち込みが少なさそうなのでAPS-Cフォーマットであればそこそこの画質が期待できそうです。


AFはボイスコイルモータ(VCM)、バヨネットはブラックアルマイト処理されたアルミ合金、筐体はプラスチックです。レンズ構成は6群6枚のレトロフォーカスタイプです。被写体側3枚はトリプレットタイプでレンズ同士を接触させて鏡室に組み込み、イメージャー側3枚も同様に接触させて鏡室に組み込む構造にすることで構造をシンプルかつコンパクトにする設計になっています。

メーカー公表の画像はレンズの絵が立体的過ぎてよく分からない、非球面レンズとEDレンズも色使いも断面図と逆、後方の製品写真が逆向きです。最初見た時理解できずに混乱しました。多分説明書の方が合ってると思います。このレンズの特徴にもなっているスターバースト効果用の絞りは被写体側にあります。

フォーカスは全群繰り出し式、レンズバリアがフォーカスユニットのメカロック機構も兼ねています。電源OFFの状態だとレンズが自重で動く構造になっていてレンズバリアを閉じることでフォーカスユニットがロック位置までメカ的に動く構造になっています。ネット上の口コミでレンズバリアを閉じたまま電源ONにするとエラーが出るというのはこの構造に起因する可能性が高そうです。ちなみに取扱説明書にはレンズバリアの開閉に関する注意点の記載はありませんでした。

マウント側はUSB端子と内部フードには規格マークが記載されたシートが貼り付けられています。普通光線が通る所にシートを貼るなんて御法度なんですがここしかスペースが無いですよね⋯。ほとんどカメラ側の遮光線で隠れるからセーフかもしれません。

最短撮影距離はマウントによって異なりZマウントは最も寄れない0.35mです。フランジバックが短くてレンズ全長も最も長いのに何故か一番寄れません。

コンパクトな激安レンズの実力は?使っての印象はまた別の記事にて紹介します。