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2023年2月20日月曜日

PERGEAR 35mm F1.4を使ってみました

フルサイズ用の35mmF1.4が¥15,000という驚異的な安さのPERGEAR 35mmF1.4について語ります。ファーストインプレッションは、こちらで解説しています。


実は、最初に購入したPERGEAR 35mmF1.4はフードの添付漏れがあり追加で送ってもらいました。その後撮影していると片ボケが酷くて絞っても全然シャープにならずどこにもピントが合ってない不良品であることも発覚し、販売元に画像と共に問い合わせをしたところ代替品を送ってくれました。

画面左側が片ボケしています

スペックをおさらいするとレンズ構成5群7枚、最短撮影距離30cm、外形寸法φ59.6x49mm、重量245g、絞り羽根枚数は10枚、フィルター径43mmです。35mmF1.4とは思えないコンパクトボディでレンジファインダー用の35mmF1.4に近いサイズ感です。小さいことで取り回しは良好です。

絞りリングはクリック感があるタイプ間隔は不等ピッチで、F1.4とF2.8の間は4クリック、F2.8とF4の間は3クリック、F4以降は1クリックずつあります。F2はどこにあるのか指標に記載がないのでわかりません。

無限遠は∞マークの位置付近で出るように調整されていて突き当りまで回すとオーバーインフになります。

絞りリング、フォーカスリング共にニコン純正とは逆方向に回転します。低温時はグリスが粘っているのか回転トルクが少し重くなる感覚がありました。外観とフードはアルミ削り出しのアルマイト処理、マウントは恐らく真鍮でメッキ処理が施されています。マウントのガタつきはなくビルドクオリティはかなり高いです。

調べて行くとCheecarという会社が製造元のようでCL-Mil3514Nという名称で売られていましたが詳細は不明で製品にシリアルナンバーはなく品質保証書がついて来ません。


AmazonではHakeeta 01という販売元で似たようなレンズを売っています。


描写についてはCheecarのHPにこんなことが書かれています。

德味十足,色彩浓厚,内锐外柔,泡状焦外营造童话氛围
Google翻訳:ドイツの風味、強い色、シャープな内側とソフトな外側、おとぎ話の雰囲気を作り出す泡状のフォーカスに満ちています。

ドイツの風味とは意味不明ですが恐らくドイツ製35mmF1.4で名高い初代SUMMILUX35mmF1.4のことを指しているのだと思います。

F5.6まで絞ってますが周辺光量低下があります

絞り開放

F1.4開放付近では球面収差によるフレアが多めでコントラストが低いかなりふんわりとした描写です。周辺は強烈な光量低下と描写の乱れが見られます。絞るとコントラストが向上し解像感が上がりますが、光量低下はF5.6でもあり、像もカリカリにシャープにはなりません。周辺はコマ収差と思われる収差で流れていて解像感が低いので被写体は中心に置いた方がいいと思います。


ボケは前後とも綺麗で軸上色収差はほとんど見られません。ボケ自体は滑らかですが口径食がかなり大きいのでイルミネーション等の点光源の撮影時には気を使います。


逆光はかなり弱くゴーストがはっきりでることもあります。太陽を入れた構図には要注意です。


はっきり言って高性能ではありませんので実用レンズとして考えると少し残念ですが、新品でありながらオールドレンズよりも安価にオールドレンズテイストが楽しめる個性的で楽しいレンズです。



2023年2月11日土曜日

中華標準レンズについて調べてみました

 ニコンに限らずですが最近の新製品は非常に高いですね。原材料の高騰、為替、政府からの賃上げ要求などが影響していると思いますが、すぐに給与が上がらない庶民にとってはレンズがどんどん手が届かない価格帯になっていきます。

そこで今回は、国内で入手可能なサードパーティーの中華Zマウント標準レンズを調べてみました。Kamlan 55mm F1.4を追加しました(2023/2/25)

名称7Artisans50mm F1.05TTArtisan 50mm f/2TTArtisan 50mm f/1.4 ASPHSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIKamLan 55mm F1.4 
メーカ七工匠 7Artisans銘匠光学銘匠光学中一光学Machang Optical
レンズ構成7群10枚5群6枚8群10枚7群10枚6群8枚
特殊低分散レンズ2-1--
高屈折レンズ-2-15?
高屈折低分散レンズ--85-
非球面レンズ--1--
最短撮影距離[m]0.570.50.50.50.5
最大撮影倍率非公開非公開非公開0.1非公開
フィルター径[mm]5843496758
絞り羽根枚数[枚]1310121113
サイズ[mm]Φ64×79Φ60×35Φ60×69Φ73×88Φ76.5×60mm
AF×××××
電子接点×××××
重量[g]590212455770475
価格¥59,850¥11,520¥36,900¥99,000¥30,690

名称YN50mm F1.8Z DF DSMAF 50mm F1.8 ZAstrHori 50mm F2Brightin Star 55mm F1.8Brightin Star 50mm F0.95
メーカYONGNUOVILTROXAstrHori星曜光学星曜光学
レンズ構成8群11枚10群11枚5群6枚5群7枚9群10枚
特殊低分散レンズ12---
高屈折レンズ41---
高屈折低分散レンズ-----
非球面レンズ12---
最短撮影距離[m]0.450.550.50.50.5
最大撮影倍率0.150.1非公開非公開非公開
フィルター径[mm]5855524962
絞り羽根枚数[枚]9非公開91210
サイズ[mm]Φ68×87Φ70x89.9Φ58x52Φ60x56Φ70x90
AF×××
電子接点×××
重量[g]417390非公開270750
価格¥46,600¥62,000¥17,999¥24,131¥77,287

Zマウントはマイナーだと思ってましたがなんと8会社10機種もあります。

安いレンズが多いですがほとんどが電子接点のないMFレンズで便利さや即写性に劣ります。
AFが必要な場合は、YONGNUOとVILTROXになります。レンズ構成もレトロフォーカスタイプで最新の設計が奢られています。ただVILTROX AF 50mm F1.8 Zは¥62,000と純正のZ 50mm f/1.8 Sの最安値とほとんど変わらない値段です。




口径比F1付近では、7Artisans50mm F1.05、SPEEDMASTER 50mm F0.95 III、Brightin Star  50mm F0.95の3機種があります。6~10万円と少々高いですが、明るさを考えれば破格でして実際にSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIを購入しました。絞ってシャープにならず高性能とは言えませんが個性的で楽しいレンズです。

TTArtisan 50mm f/1.4 ASPHとKamLan 55mm F1.4は変形ガウス型の後方にレンズを数枚追加した一昔前の構成です。最新のレトロフォーカスに比べれば見劣りするかもしれませんがそれなりに写りそうな気がします。



トラディショナルな変形ガウス型はTTArtisan 50mm f/2、AstrHori 50mm F2、Brightin Star  55mm F1.8で1~2万円程度で購入できます。ここまで来れば庶民的な価格と言えます。公開されている情報だと特殊レンズも使われていないのできっと20~30年前の一眼レフ全盛のこの標準レンズと同じような写りなんでしょうね。

Z6+SPEEDMASTER 50mm F0.95III

個人的にはSPEEDMASTER 50mm F0.95 IIIというじゃじゃ馬レンズを持っているのでもう1本買うとしたらちゃんと写るレンズが欲しいので純正のZ 50mm f/1.8 Sかなと思いますがYN50mm F1.8Z DF DSMも結構評判がいいので検討するときは候補にしたいと思います。



2023年2月5日日曜日

ドライブレコーダーを新調しました

アルパイン製のデジタルインナーミラーDVR-DM1200A-ICを取付してもらいました。
取付は我が家からほど近いアルパインスタイル横浜246にお願いしました。このお店、店名は横浜って言ってますけど住所は町田市なんですけどね。取付時間は約3時間。待ち時間は代車を貸してくれたので家に帰りました🚙

取付時の注文は1つリヤカメラの位置をワイパーの拭き取り範囲にしてもらうこと。拭き取り範囲外にしてしまうと雨天時の視界が悪くなるということだったので位置はリヤウインドウ中央上部になりました。

車種専用キットで取り付けたので配線は非常にすっきりしています。カメラUnitは小さめで、前方はミラーの死角、後方は目視すれば視界に入りますがデジタルインナーミラーで見るときは当然本体が映らないので全く気になりません。

設定は非常にシンプルでカメラ関連の設定は解像度を1080pまたは720pのどちらの設定にするかくらいでした。使うかどうかは別にして画質とかHDRの設定とかもう少し弄れてもいいのかなと思いました。ちなみに設定で音量をOFFにしても起動音は鳴る仕様のようです。

本体サイズは実測(300+280)*75mmです。対して画面サイズは実測(275+250)*55mmです。


黒枠の範囲が結構大きいです。ルームミラーはフレームレスタイプが採用されていますので、スマホのような狭枠を期待したいですね。画面はタッチパネルで右ハンドルで使いやすいようにUIは考えられています。画面をオフにすると通常のルームミラーとして使える仕様になっていますが反射率が低いので夜間はほとんど使用できないと思っていいです。これは仕方がないですがタッチパネルを使用すると指紋がついてしまい非常に目立ちます。

microSDカードは本体中央下側に入れる仕様です。かなり奥まったところにあるので指が入りにくいため非常に取り出しにくくうっかり手を滑らせると落としてしまいそうです。付属のmicroSDは、ドライブレコーダー用に開発された産業用のMetorageの32GB(UHS-I、クラス10)でした。

外観は無塗装のシボでした。物理ボタンは、手動録画と電源オフのみです。ボタンの質感はパチパチ音が響いて非常に低く、値段を考えるともう少し作り込んで欲しかったところです。

動画はTSファイル形式で保存されます。専用のビューアがありますがなくても動画を見ることは可能です。専用ビューアを使うと速度と位置が表示されるようになります。

前方





後方

画質についてはこんなもんかなという感じですが、音は籠っていて車内の会話ですらよく聞き取れません。マイクの向きが下向きなのでこれが問題なんだと思います。
空は白飛びしてますが、交通トラブルの記録が目的ですからそんなことはどうでもいいです。ハイライトによるグレアはそこそこ出ますがナンバーは何とか読み取れるので目的は果たしてそうです。写真撮影基準で見ると常に露出オーバー状態です。ちなみに露出を調整することはできません。

スチルの画質は動画の切り出しなので期待はしてませんでしたがやっぱり悪いです。


走行中にいい景色に出会った時にドライブレコーダーでスチルが簡単に記録できたら便利だろうと思いましたが使えないですね。